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RPA導入手順を解説|業種別の導入事例や導入の検討方法・費用・メリットも紹介

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「RPA導入の方法を知りたい」

と考えていませんか。

RPA導入に関しては押さえるべきポイントが多く、導入までの手順を明確にして進める必要があります。

いきなり導入するのではなく、無料トライアルも活かしながら本格導入に向けて準備していきましょう

そこでこの記事では、RPAの導入方法を解説し、かかる費用や導入時の注意点、具体的な導入事例、おすすめのRPAツールまで解説します。

RPAの導入を検討している方は、ぜひご覧ください。

  1. 1.RPAの導入方法|手順と合わせて解説
    1. 手順①:現在の業務プロセスと業務量を洗い出す
    2. 手順②:RPAを導入する業務を選定する
    3. 手順③:導入するRPAツールを決定する
    4. 手順④:RPAを導入し無料トライアルで使用感を確認する
    5. 手順⑤:業務の一部からRPAを導入する
    6. 手順⑥:改善点を洗い出ししRPAを本格導入する
    7. 手順⑦:RPA導入の効果測定をする
    8. 手順⑧:RPAの運用および保守を進める
  2. 2.RPAの導入費用を解説
  3. 3.RPA導入に関する4つの注意点
    1. 注意点①:自動化したい作業が実現可能かどうか見極める
    2. 注意点②:導入時の社内運用体制は事前に明確化しておく
    3. 注意点③:RPA導入支援のサポートを受けられるサービスを選ぶ
    4. 注意点④:いきなり全業務にRPAを本格導入しない
  4. 4.RPAの導入事例
    1. GMOメディア株式会社
    2. 株式会社船井総研コーポレートリレーションズ
    3. 株式会社ドラマ
    4. 金融業務・RPA導入事例
    5. 食品&飲食業務・RPA導入事例
    6. 製薬業務・RPA導入事例
    7. 自治体業務・RPA導入事例
    8. 物流業務・RPA導入事例
  5. 5.RPAを導入するメリット
    1. メリット①:ヒューマンエラーがなくなり業務品質が向上する
    2. メリット②:業務全体がスピードアップする
    3. メリット③:人員不足解消と人的リソースの最適化が同時に実現する
    4. メリット④:業務効率化・コスト削減につながる
  6. 6.RPAを導入するデメリット
    1. デメリット①:ロジックが変更になった場合に改修や修正対応が必要
    2. デメリット②:業務の属人化・ブラックボックス化に注意
    3. デメリット③:定期的なメンテナンスや作業内容の確認は必須
  7. 7.RPAを導入したいならBizRobo! がおすすめ!無料トライアルあり
    1. BizRobo! の魅力①:1ヶ月の無料トライアルで自社に合うかを試せる
    2. BizRobo! の魅力②:インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心
    3. BizRobo! の魅力③:独自の機能で自動化の幅が広い
    4. BizRobo! の魅力④:サポートコンテンツが充実している
    5. BizRobo! の料金プラン
  8. 8.RPAの仕組みと背景
    1. RPAとAIの2つの違い
    2. RPAが人間の仕事を奪う?
    3. RPAが流行した社会的背景
  9. 9.RPAが得意な2つの業務
    1. 1. ルール化されている(繰り返しの多い)定型業務
    2. 2. パソコンのみで完了する業務
  10. 10.RPAの3つのClass
    1. Class1. RPA(Robotic Process Automation)
    2. Class2. EPA(Enhanced Process Automation)
    3. Class3. CA(Cognitive Automation)
  11. 11.まとめ
  12. 12.RPA導入に関するよくある質問
    1. Q1.RPAの導入方法・手順は?
    2. Q2.RPAの導入費用はどのくらいかかる?
    3. Q3.RPA導入に関して注意点はある?
    4. Q4.RPA導入のメリットは?
    5. Q5.RPA導入のデメリットは?
    6. Q6.RPAツールの導入検討の際におすすめのサービスはある?

1.RPAの導入方法|手順と合わせて解説

実際にRPAを導入する際には、どのようなステップを踏めば良いのでしょうか?

本項目では、実際にRPAを導入する主な流れ(手順)について紹介します。

手順①:現在の業務プロセスと業務量を洗い出す
手順②:RPAを導入する業務を選定する
手順③:導入するRPAツールを決定する
手順④:RPAを導入し無料トライアルで使用感を確認する
手順⑤:業務の一部からRPAを導入する
手順⑥:改善点を洗い出ししRPAを本格導入する
手順⑦:RPA導入の効果測定をする
手順⑧:RPAの運用および保守を進める

順番にご説明します。

手順①:現在の業務プロセスと業務量を洗い出す

まずは、現在の業務プロセスと業務量を洗い出します。

洗い出した内容から、どこにRPAを導入するのがより効率的かを検討することが、RPA導入の第1歩です。

業務プロセスを可視化しながら課題を選定後、業務量の改善を検討します。

手順②:RPAを導入する業務を選定する

次に、RPAを導入する業務を選定しましょう。

RPAが最も効果を発揮できるのは、ルールがしっかり決まっている単純かつ定型的な作業です。複雑かつ判断が必要な業務は向いていませんので、RPAに任せる業務をしっかりと選定しましょう。

また一度にRPAを導入すると、統率が取れない・組織が混乱するなど失敗につながりかねません。まずは業務の一部をRPA化し、スモールスタートから徐々にRPAを活用する範囲を広げていきましょう。

手順③:導入するRPAツールを決定する

導入する業務を選定したら、導入するRPAツールを決定します。

RPAツールによってそれぞれ特徴があるため、費用感と合わせて自社に最適なツールを選びましょう

自社のプログラマーがシナリオ作成を行う場合と、ノンITの現場担当者がシナリオ作成を行う場合とでは、選ぶべきツールが異なります。

手順④:RPAを導入し無料トライアルで使用感を確認する

導入するRPAツールを決定したら、実際に導入してみて使用感を無料トライアル(約1週間〜1ヶ月)で確認します。

無料トライアル期間に全ての機能を使えるRPAツールも多くありますので、操作方法やサポート体制など、実際に導入した際を具体的にイメージしながらチェックします。

積極的に使ってみて、出てきた疑問は全て解消しておきましょう。サポート体制が自社に合うかの確認も必須です。

手順⑤:業務の一部からRPAを導入する

無料トライアル期間を経て自社にとって使えるRPAツールであることが確認できたら、業務の一部からRPAを導入していきます

RPA化したい業務が複数あったとしても、初めてRPAを導入する場合はまず業務の一部からスモールスタートしていきましょう。

少しずつ導入する範囲を増やすことで、社内の混乱を最小限に抑えながら実務で活用し始めることが可能です。

また、実際に導入した場合を想定し、困ったときのサポート先の確認や、他社でのRPA導入事例などを学ぶ場も確認しておきます。RPAチームが常に学習できる環境を整えておきましょう。

以下のようなRPAのウェブセミナー等もあるので、受講するのも良いでしょう。
BizRobo!ウェビナー

手順⑥:改善点を洗い出ししRPAを本格導入する

一部の業務にRPAを導入したら、多くの場合改善点が出てきます。この改善点を洗い出し・解消等の対応を行なったうえで、RPAを本格導入しましょう。

本格導入する段階で、スモールスタートしたRPAが社内で定着していること、RPA導入後の業務を遅滞なく進められていることの確認は必須です。

手順⑦:RPA導入の効果測定をする

その後、RPAに業務を任せることができたら、RPA導入の効果測定をします。

RPA導入前と導入後における業務効率化の程度やその副次的な効果・効能などを、定性面・定量面の双方向から評価を行いましょう。

手順⑧:RPAの運用および保守を進める

RPAの本格導入後は、運用と保守を進めていきます。

RPA専門のチームを組み、RPAを使用するうえでの基本的な操作や社内展開方法論を学び、社内のノウハウにしましょう。

他社のRPA導入事例を学ぶ場など、常に学習できる環境を整えておくことがおすすめです。各社で提供しているウェブセミナー等を受講するのも良いでしょう。

2.RPAの導入費用を解説

RPAの費用は幅広く、昨今の需要の高まりから年間数十万円~数百万円まで幅広い料金体系のサービスが提供されています。

費用の安さに惹かれて導入した場合、ロボット開発の外注や料金体系で後々費用が高くなることもあるため、後々ロボット数が増加した場合の料金体系や導入後の体制も考慮し検討を進めましょう。

RPAの導入には金額に差があるため、ライセンス使用料や運用体系を事前に確認しておくことが重要です。

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3.RPA導入に関する4つの注意点

RPA導入に関する注意点は、以下の4つです。

注意点①:自動化したい作業が実現可能かどうか見極める
注意点②:導入時の社内運用体制は事前に明確化しておく
注意点③:RPA導入支援のサポートを受けられるサービスを選ぶ
注意点④:いきなり全業務にRPAを本格導入しない

それぞれ見ていきましょう。

注意点①:自動化したい作業が実現可能かどうか見極める

RPAを導入する際は、自動化したい作業が実現可能かどうかを見極めましょう。

RPAは全ての作業を自動化できるわけではありません。定型業務または作業手順が決まっている業務のみが対象となるうえ、実現に向けては手順を細分化しシナリオとして落とすことが求められます。

判断が必要となる業務や、PC内で完了しない業務(USBに保存するなど)はRPA化が不可能です。

注意点②:導入時の社内運用体制は事前に明確化しておく

導入時の社内運用体制は事前に明確化しておきましょう。

RPAは導入してからがスタートです。RPA導入による効果を最大化するためにも、本格導入前に導入後の社内体制を明確にしておくことは必須です。

・RPAのメンテナンス方法やタイミング
・RPA化する業務に関するマニュアル
・RPAの処理エラー時の対応

RPAを導入後の流れや業務を洗い出し、ポイントに応じて実務に落とし込むように準備することが大切です。

注意点③:RPA導入支援のサポートを受けられるサービスを選ぶ

RPA導入時は、導入支援サポートを受けられるサービスを選びましょう。

RPAのシナリオ作成は、慣れるまでは大変さを感じる人多いです。ノンITの現場担当者でも使いやすいRPAツールだったとしても、初めて導入する場合はつまづくことも多いでしょう。

滞りなくRPAを導入し実務に定着させるためにも、しっかりとした導入支援サポートを受けられるサービスを選ぶことがおすすめです。

注意点④:いきなり全業務にRPAを本格導入しない

自社に初めてRPAを導入する場合、いきなり全業務にRPAを導入することはおすすめしません。

導入したい対象業務が複数あっても、まずは一部の業務から始めること(スモールスタート)を行いましょう。

最初からまとめて導入してしまうと、RPAツールの管理や社員への情宣など、やることが一気に山積みになってしまい、RPAを効果的に利用できなくなってしまうことも。

またスモールスタートすることで、後に大規模導入をする際の実績となり失敗する確率を大きく下げられるでしょう。

4.RPAの導入事例

本項目では、実際にRPAを導入している企業様や実際に導入した業務適応事例を紹介していきます。

これらの事例を参考にRPAを導入した場合の自社での活用方法をぜひ検討してみてください。

GMOメディア株式会社

 

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GMOメディア株式会社の導入理由は、下記の3つにありました。

・データ転記作業を効率化したかったため
・優れた人材を獲得するため、仕事への満足度を上げたかった
・人間にしかできない業務の特化が課題だったため

広告効果を測定・分析するために、Web上のデータの転記作業が非常に多い。そのため単純な作業の時間が長く、その内容も煩雑なのでミスも多かった。

RPA導入後は、ルーチンワークを自動化することで、月間150時間の短縮に成功。ITスキルの高い社員が、サービスの開発・改善により多くの時間を充てられるようになり、仕事への満足度もアップしているとのこと。

(引用文)
無料の各サービスをサイト内の広告収入で支える事業構造から、広告効果を測定・分析する社外サイトと自社システムとの間では、定型的で煩雑な転記作業が常に生じている。雇用の流動性が高いIT業界にあって、仕事への満足度は優れた人材の獲得と定着に直結する。「人間にしかできない業務への特化」は、かねて同社の課題だった。Webサイトやアプリの開発者・デザイナーが半数以上を占める同社社員のITスキルは総じて高いが、こうした技術力は提供するサービスの開発・改善にまず充てられる。そのため社内のルーチンワークの効率化においては、より手軽な方法も求められていた。

株式会社船井総研コーポレートリレーションズ

RPA事例

 

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株式会社船井総研コーポレートリレーションズの導入理由は、下記の2つにありました。

・女性社員が多いため、人員の増減に柔軟に対応できる組織作りが課題
・毎年の大規模セミナー参加者の登録作業を効率化したかったため

セミナーや研究会の集客・顧客管理がメインの業務のため、顧客情報の登録作業に多くの時間を割かれていました。RPAを導入することで、1件当たり5分かかっていた業務が1分30秒に短縮。残業がほぼゼロになり、焦りからくるミスもなくなった。現在では、参加登録業務は全体の99%以上をロボットが担っている。

(引用文)
「新規の顧客情報は毎年増えていくため、業務量は必然的に増加し、それに伴い残業時間も年々増加していくという状況がありました。人員を増やさずに業務を進めるためには、効率を高めることが大きな課題となっていました。また、当社の社員は約200名のうち9割が女性で、産休、育休、介護といった理由で人員がたびたび増減します。人員増減にも柔軟に対応できる体制をつくりたいと考えていた時に、情報システム室からRPAを勧められ検討を開始しました」

関連記事:顧客管理システムへの情報登録、DM名簿メンテナンスなどのデータ管理業務をBizRobo!で効率化。残業時間の大幅な削減を成功させた

株式会社ドラマ

 

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株式会社ドラマの導入理由は、下記の2つにありました。

・EC対応のシステム構築費用削減のため
・ECサイト上の在庫表示更新を効率化したかったため

RPA導入により、EC対応システムの構築では到底間に合わない出店にも対応が可能になりました。また、ECサイト上の在庫の更新作業を、RPA導入に伴い1日1回から毎時1回に変更しました。人の手では不可能だったタイムラグがRPA導入によりほぼなくなったため、サービス品質の向上につながりました。

(引用文)
ドロップシッピングの対象商品リストは随時更新されるため、同社は専用のシステムで更新に伴う差分を1時間ごとに整理し、ECサイトへ反映していた。このシステム構築は社外に委託しており、出店先ごとに多くの時間と費用を要することが販路拡大のハードルにもなっていた。そうした折、新たなECサイトへの出店が急きょ決定。システム化では間に合わない短期間での実装に向けて2018年10月、RPAツールのライセンス提供と導入・運用支援を一体化した「ブレインロボ」の採用検討に入った。

関連記事:実装が早いRPAでECを管理。「事務負担減」「サービス向上」「売上増」をそろって実現

金融業務・RPA導入事例

保険料の清算報告書を精査し、所定の金額を清算する業務にRPAを導入。

今までは業務を人間が処理していたが、ロボットに業務を任せることにより、ごく一部の例外以外は全てロボットが代行し、4万時間分の余力を創出。ロボット導入以前は報告書が紙であったが、フローを再整備しエクセル形式に変更することができ、ロボットをきっかけとしたBPRの取り組みにもつながった。
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食品&飲食業務・RPA導入事例

レジ締作業を行い、売上データを本部に送信する業務にRPAを導入。

レジ締の際、売上データに不備がないか確認するために30分以上の時間がかかっており、さらに本部担当者が売上データの不備確認に時間を費やしていた。RPA導入後、店舗で売上データを確認する必要がなくなったため、店舗担当者の負担が大幅に減少。本部担当者は不備のあるデータのみ確認すればよいため、空き時間を定型業務以外の他業務に充てられるようになった。
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製薬業務・RPA導入事例

美容品販売サイトで、自社商品の口コミや評価などを収集する業務に導入。

導入前は、収集する情報の項目や、口コミの数などが多く、非常に作業量の多い業務だった。また、業務量が多いため、週に1回だけ代表的な情報のみを抜き出すことしかできず、正確な分析ができていなかった。

RPA導入後は、情報収集を全てロボットが代行するため、担当者の負担がゼロとなり、日次でデータ収集を行えるため、タイムリーに情報取得が可能となった。さらに課題としていたデータの正確性が向上し分析の質が向上、転記ミスなどもなくなった。
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自治体業務・RPA導入事例

自治体の災害時、職員の配備計画作成業務にRPAを導入。

以前は、1300人以上の職員について、大量の確認事項があり、処理に30日もの時間をかけていた。また、「人員不足数の確認」「自覚からの参集時間確認」「参集職員名簿の作成」など、大量の人員に対する業務が多くあり、業務量が尋常ではなかった。

RPA導入後は、30日かかっていた処理時間を5日に短縮し、さらに確認漏れ、転記漏れなどが一切なく確実に処理を行えるようになった。
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物流業務・RPA導入事例

予約情報を更新し、基幹システムに転記する業務に導入。

毎週、通常時は300件、ピーク時には3000件以上の業務量があり、担当者の人数も状況に応じて2〜5人に変化していた。また、週にのべ30時間の業務量があり担当者の大きな負担となっており、人が作業する場合エラー件数が10%と、かなり高い数値だった。

RPA導入後、ロボット2体が常に稼働し、ピーク時においても担当者5人分の業務を代行。ヒューマンエラーがなくなり、正確な情報の更新が行えるようになった。また、人手で30時間かかっていた業務をロボットが6時間で完了するようになった。
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いかがでしたか。2017年にRPAがバズワードとなり、様々な企業がRPAを導入して依頼、現在では多くのロボットの導入例や活用例が出てきています。その中で、うまく活用を進めている企業は、トレンドや流行りでRPAを導入するのではなく、企業の課題解決のために導入、利活用を進めています。RPAを導入検討する際は、しっかりと自社の課題を把握した上で導入を進めていきましょう。

5.RPAを導入するメリット

RPAを導入するメリットは、以下の4点です。

メリット①:ヒューマンエラーがなくなり業務品質が向上する
メリット②:業務全体がスピードアップする
メリット③:人員不足解消と人的リソースの最適化が同時に実現する
メリット④:業務効率化・コスト削減につながる

早速、見ていきましょう。

メリット①:ヒューマンエラーがなくなり業務品質が向上する

ヒューマンエラーがなくなり業務品質が向上する点も、RPA導入による大きなメリットです。

手作業など人の手が加わる状態で業務をすると、どうしてもヒューマンエラーが発生してしまう一方で、RPAでは設定したシナリオ通りに業務が遂行されます。

よってシナリオに誤りがないようルールをしっかりと定義しておけば、ミスがない状態で業務が完成するのです。結果として業務品質は大きく向上するでしょう。

メリット②:業務全体がスピードアップする

2つ目のメリットとして、業務全体がスピードアップし従業員に余裕が生まれることが挙げられます。

RPAを導入すると、業務全体のスピード感が一気に高速化します。RPA=ロボットであるため、設定や環境次第では営業時間外に稼働することも可能で、大量のデータを速いスピードで休みなく処理できるからです。

例えるなら、24時間365日働き続ける、有能な人材を雇用しているようなイメージです。

データ入力や経費精算などの定型業務は全体の序盤の工程であり、RPAの導入によって序盤の業務スピードが高速化され、結果として業務全体が最速で進むようになります

メリット③:人員不足解消と人的リソースの最適化が同時に実現する

人員不足解消と人的リソースの最適化が同時に実現することもメリットとして挙げられます。

RPAを導入し定型業務を自動化することで、浮いた人的リソースを売上に直結するコア業務などに割けるからです。

また人手不足が課題の企業は、RPAの導入によって業務効率化が一挙に進み、業務と人員のバランスが最適な状態に近づくでしょう。

いずれにしても全社的にサービスの質が改善することに間違いはなく、必要最低限のリソースで最高のパフォーマンスに近づきます。

メリット④:業務効率化・コスト削減につながる

RPAを導入することで、業務効率化・コスト削減に大きくにつながります

RPAで業務を自動化することで、人手で作業を進めるよりもスピードが上がり、さらに間違いも少なくなることから、業務効率は一気に高まります。

そしてこれらの業務を担当していた従業員は、アイデアを出す仕事や社内外のコミュニケーションが求められる仕事など、RPAが対応できない業務に注力することで社内の生産性が高まり、結果としてコスト削減につながるのです。

◆【具体例】コスト(人件費)は約3分の1削減

例えば、給与30万円の派遣社員を10名雇った場合、月300万円の人件費がかかります。

しかし、RPAを導入することで、過去10名必要だった業務を3名でできるようになったとしましょう。

そうなると、30万円×3で人件費は90万円となり、この時点で人件費は30%のコストカットです。

コスト削減となるのはそれだけではありません。人間を雇う場合、給与以外にも様々な諸費用がかかります。

しかしRPAは、水も飲まなければ、休憩も必要ありません。それらの諸費用は、一切不要です。RPAには、気持ちよく働ける環境は必要ありません。

6.RPAを導入するデメリット

RPAを導入するデメリットは、以下の3点です。

デメリット①:ロジックが変更になった場合に改修や修正対応が必要
デメリット②:業務の属人化・ブラックボックス化に注意
デメリット③:定期的なメンテナンスや作業内容の確認は必須

メリットと合わせてチェックしてみてください。

デメリット①:ロジックが変更になった場合に改修や修正対応が必要

一度RPAを導入しても、ロジック(シナリオ)が変更になると改修や修正対応が必要となります。

導入当初に作成したシナリオに変更を加える必要が出た場合や、Webサイトや基幹システムの画面表示においてUI(見た目)変更がされた場合、変更後の内容に合わせたシナリオ修正が必要となる場合があるのです。

遅滞なく修正を行わないと、業務が止まってしまうこともあります。

これらを回避するためには、導入時に運用面も考慮すること、定期メンテナンスを設け仕様変更の有無を確認すること、万が一エラーが発生した場合はシナリオのエラーをすぐに解析できるレベルのRPAを選択しておくと良いでしょう。

デメリット②:業務の属人化・ブラックボックス化に注意

RPA導入後の、業務の属人化やブラックボックス化には注意が必要です。

シナリオさえしっかり組んでおけば、RPA導入後に対応すべきことは少ないですが、担当者が異動になった場合などに業務の引き継ぎはしっかり行わなくてはなりません。

RPAを把握しているのが1人の担当者のみになってしまうと業務が属人化(ブラックボックス化)し、エラー発生などにより対応が必要な際にどうすれば良いかわからないという事態になってしまいます。

このためツールを導入したら安心ではなく、どのようなシナリオを組み込んだのかを中心に情報共有ができる社内体制を構築しておきましょう。

デメリット③:定期的なメンテナンスや作業内容の確認は必須

RPAを導入した際、定期的なメンテナンスや作業内容の確認は必須です。

RPAは支持されたシナリオの内容を正確に遂行します。つまり万が一シナリオの内容が間違っていても、エラーにならない限り止まることなく作業を継続してしまいます。

指示誤りによるアウトプット誤りは避けなくてはなりません。誤った内容を出力されると、シナリオの改修に加えて誤って出力された業務の修正も必要となり、業務が大きく膨らむでしょう。

よってシナリオを作成時は事前テストをしっかり行い、定期的なメンテナンスで業務フローや処理内容が正しいかをチェックしましょう。

7.RPAを導入したいならBizRobo! がおすすめ!無料トライアルあり

RPAの導入を検討しているなら、『BizRobo!』がおすすめです。

もちろん無料トライアル期間もついていますので、本格導入前の確認もしっかりできて安心です。

以下の順番で解説していきます。

BizRobo! の魅力①:1ヶ月の無料トライアルで自社に合うかを試せる
BizRobo! の魅力②:インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心
BizRobo! の魅力③:独自の機能で自動化の幅が広い
BizRobo! の魅力④:サポートコンテンツが充実している
BizRobo! の料金プラン

早速みていきましょう!

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BizRobo! の魅力①:1ヶ月の無料トライアルで自社に合うかを試せる

BizRobo!』の魅力1つ目は、1ヶ月の無料トライアルで自社に合うかを事前に試せることです。

BizRobo!』は本格導入前に1ヶ月無料でトライアル利用ができ、充実した技術サポートやラーニングコンテンツを含めて無料で利用できます

自社の業務に合うのか、費用対効果が見合うかどうかなど、30日間しっかりと検討してから利用開始できるため安心です。

BizRobo! の魅力②:インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心

BizRobo!』の魅力2つ目は、インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心できる点です。

BizRobo! の開発環境は、インストール数に制限がなく、開発者が増えるたびにライセンスコストが増加する心配が不要です。

BizRobo!』の開発環境はインストール数に制限がなく、開発者が増えるたびにライセンスコストが増加する心配は要りません

他のRPAでは、ロボットの制作に伴い追加PCやライセンスが必要となり、想定していた費用対効果が出せないということが起きがちですが、『BizRobo!』なら追加コスト不要で全社員に開発環境を提供することも可能です。

つまりロボットが増えるほど費用対効果が出る料金体系であり、ロボットを作るほどコストメリットを感じることができます。

BizRobo! の魅力③:独自の機能で自動化の幅が広い

BizRobo!』の魅力3つ目は、独自の機能で自動化の幅が広いことです。

他のRPAではエラーが起きたりする不安定なプロセスも『BizRobo!』なら、機械学習機能を用いて安定して稼働します。

また、ローコード開発で視覚的にロボットの開発ができるのも特徴で、プログラミングの技術がなくても『BizRobo!』ではステップをつなげていくことで業務の自動化をできます。複雑なコードを書く必要もありません。

加えて「バックグラウンド実行」と呼ばれる効率性能が高いロボットの実行方法を採用しています。

BizRobo! では、「バックグラウンド実行」と呼ばれる効率性能が高いロボットの実行方法を採用しています。バックグラウンド実行とは、日常業務で私たちが使っているPCの裏側でロボットに働いてもらうことで、RPA業界で唯一の技術です。

バックグラウンド実行とは、日常業務で私たちが使っているPCの裏側でロボットに働いてもらうことで、RPA業界で唯一の技術です。

さらに「Kapplet(カプレット)」と呼ばれる手軽にロボットを実行できる一般ユーザー向けWebアプリ(ロボット実行アプリ)を展開しており、場所や時間を選ばず、ロボットに働いてもらうことができます。

「Kapplet(カプレット)」と呼ばれる手軽にロボットを実行できる一般ユーザー向けWebアプリ(ロボット実行アプリ)を展開しており、場所や時間を選ばず、ロボットに働いてもらうことができます。

BizRobo! の魅力④:サポートコンテンツが充実している

BizRobo!』の魅力4つ目は、サポートコンテンツが充実していることです。

タイムリーな困りごとを解決するチャットサポートをはじめ、開発者の不安や疑問を取り除く複数のサポートが用意されています。

活用定着支援をはじめ、利用者の悩みに迅速に対応できる専任体制を構築しています。さらに開発・運用フェーズに応じたコンテンツ学習をしておくと、つまずきポイントを事前に回避することも可能です。

またSNS形式のオンラインコミュニティやイベントでは日々あらゆるノウハウがシェアされ、活発なユーザー同士の交流が行われています。

ユーザーであればどなたでも参加可能ですので、導入の際はぜひ参加してみてください。

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BizRobo! の料金プラン

BizRobo!』では、以下3種類の料金プランが用意されています。

・BizRobo! mini|まずは小さく始めてみたい方に
・BizRobo! Lite|組織での利用を検討中の方に
・BizRobo! Basic|組織拡大を目指す方に

自社のニーズに合いそうなところから、ぜひご覧ください。

【BizRobo! mini|まずは小さく始めてみたい方に】

BizRobo! mini

BizRobo! mini」は、まず小さく始めてみたい方におすすめのプランです。

RPA導入初期につまずきやすいお悩みに対して考えぬいた製品であり、初めてのRPA導入でも無理なくスタートできます。

一般的に別売りされていることが多い自動実行(スケジュール)機能が標準搭載されており、夜間や休日などの営業時間外でもロボットを自動で動かすことが可能です。

また、稼働したロボットの履歴を見られるのも特徴の一つです。「BizRobo! mini」ではスケジュール実行の記録を取れるので安全に運用できます。

スモールスタートから始めて自由に拡張でき、RPAを段階的に社内に浸透させたいと考えている方にも有益なRPAです。

【BizRobo! Lite|組織での利用を検討中の方に】

BizRobo! Lite

BizRobo! Lite」は、組織での利用を検討中の方におすすめするプランです。

スタートしやすい料金設定で、デスクトップ利用からサーバ利用までAll-in-Oneで提供しています。同時実行数に応じた課金体系であることから、スモールスタートが可能で後から実行数を追加できるため安心です。

サーバ上で管理は出来るてもロボット実行はPC上のみになりがちな他社RPAと比較して、「BizRobo! Lite」ではサーバ上のみで管理や実行までが完結可能です。

希望する同時稼働ロボット数やロボット開発ツール数に応じて2つの料金プランが用意されており、実効性の高い料金体系を選びやすいのもメリットでしょう。

【BizRobo! Basic|組織拡大を目指す方に】

BizRobo! Basic

BizRobo! Basic」は、RPAを活かして組織拡大を目指す方向けのRPAです。

「費用対効果が出やすい」「管理しやすい」「開発しやすい」の3点を満たすことから使いやすさに定評があり、ノンITでもロボットを開発することができるため、業務を知っている現場担当者自身が自動化に向けた仕組み作りを構築できます

トライアルから導入後の推進まで、各フェーズでRPAプロジェクトを拡大する際に陥りがちな困りごとを徹底的にサポートしてもらえるのも特徴です。

トライアル時はチャットサポート・導入後はオンボードミーティングなどによる伴走支援など、RPA運営チームの設置と合わせて現場を支援する仕組みが整えられています。

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8.RPAの仕組みと背景

本章では、RPAの仕組みや流行した背景についてお伝えします。

RPAとAIの2つの違い

RPAとAI(人工知能)は似て非なるものであり、大きく分けて2つの違いがあります。

【RPAとは】
RPAは指示された業務を正確に行うロボットのことです。

一連の流れを全てインプットしておけば、その作業をミスなく正確にできます。人間の手や足のような役割を行っているのがRPAです。

【AIとは】
AIは学習能力があるため、指示された業務に対して自分で判断を加えられるロボットです。

RPAが手足なら、AIは脳です。一定の業務の中で、データを自分で分析し、業務改善などの判断を加えて作業を進められます。

RPAが人間の仕事を奪う?

“RPAは人間の仕事を奪う”と思っている方は多いと思いますが、そんなことはありません。

人間にとって手間となりがちな単純作業をRPA化し、浮いた時間を使って人間は企画や検討などのクリエイティブな作業に集中できるからです。

RPAを導入すれば、ロボットは人間の良いパートナーとなり、人間が今まで以上に「自分にしかできない仕事」に集中できます。

RPAと人間が協働することで、良い仕事環境の創出と業務効率化・社内の売上拡大が期待できるのです。

RPAが流行した社会的背景

RPAが流行した社会的背景として、「労働人口の減少」「働き方改革の推進」が挙げられます。

日本の少子高齢化により労働人口が減少し、多くの企業で人手不足が発生しています。また、働き方改革が叫ばれるようになったことで、労働時間や労働環境の見直しが叫ばれるようになりました。

これらの観点から、業務効率化は企業にとって必然であり、2017年頃から多くの企業がRPAを含めて、業務効率化を目的にITシステムやRPA化を検討・導入しています。

またRPAの導入はDX推進と相性が良く同時に進めやすいことから、急速に加速したという背景もあります。

9.RPAが得意な2つの業務

RPAは定型業務を記憶させれば、基本的にはどのような業務でも行えます。そして、その中でも得意とする業務が2つあります。

1. ルール化されている(繰り返しの多い)定型業務

RPAは、決められたルールのもとに何度も同じ動作を繰り返すような単純作業に向いています。

具体的には以下のような業務です。

・大量のデータのダウンロードやアップロード作業
・営業成績などをまとめるグラフや表の作成
・一斉メールの配信
・大量データのコピー&ペースト作業
・社員の勤怠データの入力業務など

長時間同じことを繰り返す業務は、人間よりもロボットの方が圧倒的に優秀です。人間が行うと、その人間のパフォーマンスにムラが出るため、ミスが増え作業効率が落ちます。

しかしRPAなら一定のペースで全く同じ作業を、ミスなく何時間でも作業を繰り返すことができます。

2. パソコンのみで完了する業務

RPAはパソコンにソフトウェアを導入し、一連の作業工程を記憶することで業務を行います。

そのためパソコン上の業務であれば、Excelとメールアプリのように、ツールをまたいでも作業の記憶が可能です。

・大量のデータをまとめる
・各社員へのメール配信
・毎月の請求書の作成・印刷
・大量の発送伝票の作成・印刷など

これらの作業は全て、パソコン上からスタートし、最終的にパソコンの操作で業務が完結します。このようにパソコン上で動作し、しかも単純な作業の繰り返しであれば、RPAは最大限の効果を発揮するでしょう。

10.RPAの3つのClass

RPAのクラスは、実は3段階存在します。

本項目では、RPAの種類を挙げながら、それぞれの特徴を紹介していきます。

Class1. RPA(Robotic Process Automation)

RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーションの略です。

・Robotic=ロボットの/ロボットによる
・Process=工程/処理
・Automation=自動化

ルールの決まった業務をソフトウエアロボットで自動化することを言います。定型業務をミスなくこなし、アプリケーション連携も行えます。

Class2. EPA(Enhanced Process Automation)

EPAとは、エンハンスド・プロセス・オートメーションの略です。

・Enhanced=強化された

一定のルールを基に、考え動くことができます。与えたデータを解読し、そのデータを基に新たなデータを作り出すような作業も可能です。

Class3. CA(Cognitive Automation)

CAとは、コグニティブ・オートメーションの略です。

・Cognitive=認識/認知

ロボット自身が考え判断するため、業務の全ての工程を自動化できます。データの整理や分析、さらには得たデータを分析し、経営改善などに活用することも可能です。

11.まとめ

RPAの導入を検討されている人に向けて、導入手順や費用、具体的事例を解説しました。

RPAの導入手順は、以下の通りです。

・①:現在の業務プロセスと業務量を洗い出す
・②:RPAを導入する業務を選定する
・③:導入するRPAツールを決定する
・④:RPAを導入し無料トライアルで使用感を確認する
・⑤:業務の一部からRPAを導入する
・⑥:改善点を洗い出ししRPAを本格導入する
・⑦:RPA導入の効果測定をする
・⑧:RPAの運用および保守を進める

RPAの導入にあたっては「定期的に発生」「ルールが決まっていて再現性がある」「大量の業務」の3つを押さえる業務が存在することが条件で、データ入力や日報作成・勤怠集計や経費精算業務など、社内のルーチン業務の多くが対象となります。

RPAを導入すると、業務品質の向上・業務のスピードアップ・人的リソースの最適化など多くのメリットがあるため、人手不足の解消や業務品質向上に悩んでいる企業は、RPAによる業務自動化を検討すると良いでしょう。

またRPAを導入する際は、RPAツールである『BizRobo!』の活用をおすすめしています。

BizRobo!』なら、1ヶ月の無料トライアルの期間に他社にはない独自機能や一律で安心のライセンスコストなど、本格導入前に自社の業務との親和性や費用対効果が見合うかをしっかり確認することが可能です。

まずは資料ダウンロードを行い、無料トライアルの導入をぜひ検討してみてください

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12.RPA導入に関するよくある質問

Q1.RPAの導入方法・手順は?

RPAの導入方法・手順は、以下のとおりです。

・1.現在の業務プロセスと業務量を洗い出す
・2.RPAを導入する業務を選定する
・3.導入するRPAツールを決定する
・4.RPAを導入し無料トライアルで使用感を確認する
・5.業務の一部からRPAを導入する
・6.改善点を洗い出ししRPAを本格導入する
・7.RPA導入の効果測定をする
・8.RPAの運用および保守を進める

初めてRPAを導入する場合は特に、現在の業務プロセスと業務量を洗い出すところから始めます。これを受けてRPAを導入する業務を決定し、導入するRPAツールを決定します。

その後、無料トライアルでの使用感確認を経たら、スモールスタートで一部の業務から導入を開始しましょう。改善点を洗い出ししたら、その他の業務を含めてRPAを本格導入します。

導入後の効果測定や、運用・保守も重要ですので、導入前にその流れを決めておくことが大切です。

Q2.RPAの導入費用はどのくらいかかる?

RPAの導入費用は、年間数十万円~数百万円まで幅広い料金体系で展開されています。

費用の安さに惹かれて導入すると、後にロボット開発の外注等により費用が高くなってしまうこともあるため、後々ロボット数が増加した場合の料金体系や導入後の体制も考慮し検討を進めましょう。

Q3.RPA導入に関して注意点はある?

RPA導入に関する注意点は、以下のとおりです。

・自動化したい作業が実現可能かどうか見極める
・導入時の社内運用体制は事前に明確化しておく
・RPA導入支援のサポートを受けられるサービスを選ぶ
・いきなり全業務にRPAを本格導入しない

RPAは定型業務または作業手順が決まっている業務のみが対象であり、実現に向けては手順を細分化しシナリオとして落とせることで、初めて実現可能となります。

導入時の社内運用体制は事前に明確化し、サポートを受けられるサービスを選びましょう。

またRPAを導入する際は、スモールスタートで開始することをおすすめします。まず小さく始めることで、後の大規模導入が上手くいきやすくなります。

Q4.RPA導入のメリットは?

RPA導入のメリットは、以下の4点です。

・ヒューマンエラーがなくなり業務品質が向上する
・業務全体がスピードアップする
・人員不足解消と人的リソースの最適化が同時に実現する
・業務効率化・コスト削減につながる

RPAを導入する最大のメリットは、ヒューマンエラーがなくなり業務品質が向上することです。さらにRPAを導入すると、安定的かつ高いスピード感で業務が進行します。

またこれまで人手でやっていた業務をロボットに依頼することで、人員不足解消と人的リソースの最適化にもつながり、業務効率化とコスト削減が同時に実現する点も大きなメリットです。

Q5.RPA導入のデメリットは?

RPA導入によるデメリットは、以下の3点です。

・ロジックが変更になった場合にメンテナンスが必要
・業務の属人化・ブラックボックス化に注意
・定期的なメンテナンスや作業内容の確認は必須

RPA導入後に業務フローや画面UIが変更になるとメンテナンスが必要であることに加え、RPAの業務を把握する人が限定されると業務が属人化する可能性が高まるため注意が必要です。

また、万が一ロジックが誤っていると業務のアウトプットも誤った状態となってしまうため、定期的な作業内容の確認やメンテナンスを行いましょう。

Q6.RPAツールの導入検討の際におすすめのサービスはある?

当記事でおすすめするRPAは、『BizRobo!』です。

BizRobo!』は以下4つの魅力が存在し、私たちをルーチン業務から解放してくれます。費用対効果が抜群で、生産性向上に大きく寄与するでしょう。

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・インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心
・独自の機能で自動化の幅が広い
・サポートコンテンツが充実している

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