BizRobo! ブログRPAの開発や運用に役立つ情報を配信
こんにちは!RPAテクノロジーズの進藤です。
本記事では2020年11月19日に開催しました第7回「BizRobo! CAMP!!オンライン」について、皆様にイベントのご様子を少しでも分かりやすくお伝えできればと思っております!
第7回も140名を超えるBizRobo!ユーザーの皆様にお申し込みいただき、大変盛り上がりました!
以下、第1部ご登壇:株式会社ロフト様の事例と第2部ご登壇:神戸大学様の事例を中心にご紹介いたします。
ロフト様「次へ“つなぐ”RPA」
第1部では株式会社ロフト様がBizRobo!導入事例を愉快に分かりやすくお話しくださいました。
全国に138店舗を持つ、知らない人はいないのではないかというくらい抜群の知名度を誇るロフト様ですが、弊社パートナー企業であるヴィンクス様のご協力もあり、2019年9月にRPA推進チームを立ち上げ、現在は杉本様、石川様、髙橋様の3名でRPAを推進されていらっしゃいます。
商品の仕入計上業務を自動処理する「仕入計上伝票処理ロボット」や、会計システムへの情報入力・決済を行う「請求書処理ロボット」、その他、日報作成や勤怠管理システムと連携したロボットなどなど、、、これまで全275本のロボットを作成し、月に4,000時間以上のコスト削減を実現していらっしゃいます。
「RPA化する起案がない」とのお声は多くのユーザー様からいただきますので、皆様にとって大変参考になるご説明だったと確信しております!
【例:仕入計上伝票処理ロボット】
また、チーム内で唯一のIT初心者であった高橋様は「初心者がどうやってRPAを覚えたか」についてお話ししてくださいました。
BizRobo! PORTAL上のコンテンツを活用されたり、VBAも学ばれながら、たった4か月でロボット開発を習得され、現在ではロボットのメンテナンス・管理も行っていらっしゃいます。
根気があれば「初心者でも推進ができる」という髙橋様の力強いメッセージに勇気づけられた方も多かったのではないでしょうか。
また、お見せいただいた実際に使用しているロボット実行書説明書とロボット管理帳について、slidoを通して多くのユーザー様がご質問されていました。
皆様がまさに欲しいと思っていた情報をご提供していただきまして、ありがとうございました!
タイトルにもありますように、杉本様はRPAをプログラム間やシステム間、そして人と人を“つなぐ”ものとして捉えておられ、次世代の革新に寄与してくれるものと語っていただきました。
ユーザーの皆様の未来をつなぐものとしてBizRobo!が貢献できているのであれば、社員としてこんなに嬉しいことはありません。
ロフトRPA推進チームの皆様、貴重なお話を本当にありがとうございました!
国立大学法人神戸大学様「DX Suite×BizRobo!連携事例」
第2部のOCR分科会では、神戸大学で会計係長を務めておられます阿木様にDX SuiteとBizRobo!の連携事例についてお話しいただきました。
OCR分科会初のユーザー様登壇ということで、私も前のめり気味で非常に興味深く聞かせていただきました…!
阿木様は自動化する業務の選定において、非常にコストがかかっており、かつRPAの効果を最大限にするポイント「大量・同一業務・手順が同じ」を満たしていた「物品の発注申請作業」を選定されました。
業務選定後は、取引先業者様から協力を得て、早速DX Suiteによって帳票の読み取りを行われました。
その後RPAでシステム入力を行われようとされたのですが、OCRで読み取った情報とは別に、どのような財源情報で支払い手続きをするのか、という情報もシステムに転記する必要がありました。
ここで阿木様は大きな困難にぶつかられたそうです…。というのも、大学法人様では、文部科学省から受ける一般財源、科学研究費、寄付金…など複数の財源があり、それらを5つのコードと組み合わせて識別させる必要があったからです。
そこで阿木様は、弊社エンジニアと密に連携しながら、BizRobo!用の財源情報マスタを新たに作成し、1つのコードでどのような財源情報で支払い手続きをするのかを識別・転記出来るようにされました!
この膨大な時間がかかるシステム入力作業は教職員にとって非常に負担になっていましたが、DX Suite×BizRobo!の連携後は、現場の教職員の負担は0になり、納品書1枚当たりで9分50秒かかっていた作業を、2分34秒まで削減することができたようです。
教職員を事務手続きから解放し、本業にしっかり専念できる環境を整えてくださった阿木様のご活躍は、大変素晴らしいと思いました!
また、阿木様は、ロボットの開発体制に対して、「ロボット開発内製化が重要という考え方が常に当てはまるわけではなく、開発はベンダーさんに任せることでできるだけスピーディーに効果を出し、開発者の心が折れて悪いイメージを抱いてしまうことを防ぐということも重要なのではないか」とおっしゃっていました。
私個人としても、一概に内製化が大事とは言えず、それぞれの会社の状況にあった体制を模索しながら構築していくことが重要だと、改めて思いました。
現時点において、DX Suite×BizRobo!の全学展開を想定していると語ってくださった阿木様ですが、「教職員を事務手続きから解放し、もっと本質的にやりたいことが出来る時間の創出を目指している」というビジョンと行動力に感銘を受けましたし、マスタコード作成の事例も分かりやすくて多くのユーザー様が参考にしていただけたのではないかなと思っております。
阿木様、貴重なお話を本当にありがとうございました!
終わりに
その他、弊社からは「AI×RPA連携事例」についてのご紹介、サンプルロボットの配布を行いました。
CAMP!!では、弊社からも皆様のお役に立てるような最新情報の共有を行って参りますので、これからも是非ご参加くださいませ!
※今回のCAMP!!で「AI×RPA連携事例」についてご紹介させていただきましたが、過去にもAIのイベントを開催しております。イベントの様子を知りたい方はこちらからご確認ください。
第7回BizRobo! CAMP!!オンライン内容のご紹介は以上になります。
改めて参加してくださったユーザーの皆様、ご登壇してくださった皆様には心より感謝を申し上げます。これからも全国のBizRobo!ファミリー全員で、楽しく有益なBizRobo! CAMP!!を作り上げて行きましょう!
弊社カスタマーサクセス部では今回のCAMP!!でいただいたご意見・ご要望を参考にし、今後もユーザー様のBizRobo!に関するご支援をさせていただきたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
オンラインBizRobo! CAMP!!は今期毎月開催を予定しております。次回のオンラインBizRobo! CAMP!!開催日程は、以下となっております。
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・12月18日(金)13:00~15:00 BizRobo!CAMP!!
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※ BizRobo! CAMP!!では、ユーザー様登壇コーナーで登壇してくださるユーザー様を募集しております。登壇していただける方、詳細を知りたい方は、下記までご連絡ください。
RPAテクノロジーズ株式会社 カスタマーサクセスグループ
Email : customersuccess@bizrobo.com