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DX人材育成サービス「DXpass」が正式ローンチされてから2ヶ月が経過いたしました。
早くも多くのお問合せをいただいている中で特にご関心をお寄せいただいているのが、社内に存在するタレントを発掘する「DX適正診断」です。そこで今回の記事では、DX適正診断から受験結果の発表までを体験した筆者の目線から一連の流れや受験メリットを解説いたします。
「受験することで何がわかるの?」「試験内容は難しい?」といった素朴な疑問から、診断結果を受けて今後取り組むべきカリキュラムやRPAテクノロジーズがご支援するプログラムについても合わせて紹介いたします。
筆者プロフィール
- IT業界6年目のフリーランス。私大文学部を卒業後、大手ERPベンダーに一般職として新卒入社。AIベンチャー企業と中国IT企業の日本支社にて広報・マーケティングを担当。現在ではスタートアップ企業を中心にSNS運用やコンテンツマーケティングに従事。
DX適正診断とは
DX人材が持つべき『ITヒューマンスキル』を可視化し、DXへの適性をアセスメントできるサービスです。社内に存在する隠れたDX人材を発掘・育成する育成プログラム「DXpass」の発掘部分に該当するのがこのDX適正診断です。
今後DXの活用・推進を内製化で検討している企業様にとって、どんな担当者を据えるかがキーファクターであり、同時に頭を悩ませるポイントでもあります。
DXpassでは、ITに関する専門知識や業務遂行能力の重要性も理解した上で、DX人材には何よりも「ITヒューマンスキル」が最も必要であると考えました。ITヒューマンスキルはさらに「テクニカルスキル型DX人材」「ヒューマンスキル型DX人材」「コンセプチュアルスキル型DX人材」の3種類に細分化され、受験者のみなさまがどの領域に強く、今後どのような学習をすることによってスキルを伸ばしていくべきかがわかります。
「DXpass」ホームページはこちら
DX適正診断の受験
DX適正診断の所要時間は約20分。全ての設問は選択ボタンの両サイドに記載されている2つの文章を読んで、自分の考えや行動に近いものを4つの選択肢から直感的に選ぶというものです。
IT関連の診断と聞くと敷居が高く感じてしまいがちですが、記述式の問題や、計算が必要な問題は一切ございませんので安心して受験してくださいね。
みなさまの、やりがいを感じる業務・組織内でのコミュニケーションの取り方の傾向など、普段業務に携わる中での考え方や行動がDX推進に応用できるかを判断するため、知識量を問う設問はなく、考え方や行動パターンを問う設問が多く設定されています。
こういった診断コンテンツ全般に共通して言えることですが、「優秀な人ならこう答えるだろう」「こう答えた方がアルゴリズムに有利に判断されるだろう」と、ついつい見栄を張った回答をしてしまいがちです。正しさを追求する診断ではなく、現在地を知るための診断なので、なるべく自身が普段仕事をしているスタンスを客観視して素直に回答することが大切です。
診断結果の発表
筆者はテクニカル・ヒューマンスキル型・有望成長人材でした。
キャリア背景として、弱みの部分も含めて非常に納得感のある結果になりました。
弱点を補足するアドバイスも、新卒の時の1on1を思い出すような内容で初心に立ち戻ったり、今後の方針を検討する意味で大変参考になりました。
また、年齢やキャリアを重ねると率直なアドバイスがもらいづらくなるので、新鮮と感じる方も多いのではないでしょうか?
結果内容の補足
思うような診断結果が出なかった場合でも必ずしもDX人材として適正がないことはありません!所属部署や職位によってはそもそも経験をしない業務もあるので、経験がない≠できないと認識しましょう。
また、企業の方針にもよりますが、リソースが限られている組織においては全員がオールラウンダーを目指す必要性はなく、メンバーごとの得意を伸ばし、効率的なプロジェクトメンバーを編成することも可能です。
まとめ
今回はDX適正診断についてご紹介をしました。DX適正診断の受験結果を受け、自身では「なんとなくこういう傾向があるな」と理解していても、ヒューマンスキルという非常に定性的な素養の言語化・数値化で評価をすることは、組織のマネジメントに非常に有効な手段であると感じました。
DXpassの導入前にDX適正診断を実際にご体験いただくことも可能です。
トライアルプランの詳細は下記よりご連絡ください。
診断ご希望の方は下記トライアルよりお申し込みください。
https://rpat.tms-movie.com/inquiry/trial/?pdct=dxpass
※1社2名までの受験可能です
※本記事は実施者目線でのレポートになります