BizRobo! ブログRPAの開発や運用に役立つ情報を配信
多くの企業で働き方改革やDX化が進められている中、業務効率化を実現する手段として注目を集めているRPA(ロボティックス・プロセス・オートメーション)。しかし、実際の成功イメージが持てないとお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
今回は、先日開催したセミナーのレポートを通して、RPAプロジェクトをどう成功に結び付けるかのノウハウをご紹介いたします。「RPA導入を検討中でどう内製化していくかを知りたい」「RPAを導入しているものの、上手く活用し切れていないと感じている」という方はぜひご一読ください。
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ライター紹介:
- 長澤 史佳(ながさわ ふみか)
- 大学在学中に「ハフポスト日本版」と「Forbes JAPAN」にて記事執筆・編集・翻訳などを経験後、新卒で株式会社PR TIMESに入社し、PRプランナーとして化粧品メーカーや食品メーカーを担当。2022年よりRPAテクノロジーズ株式会社に入社し、コンテンツ企画や広報を手掛ける。
登壇者紹介
RPAテクノロジーズ株式会社
Customer Inspire Division
ハイタッチグループ マネージャー
高尾 諒太郎氏
2018年に入社後、テクニカルサポート、プリセールスなどの経験を経て、2020年よりカスタマーサクセスとしてユーザー支援を担当。
RPAとは
最初に、RPAについて簡単におさらいしていきます。RPAは「ロボティックス・プロセス・オートメーション」の頭文字を取った言葉で、パソコンを使ったデータの参照・集計・入力などを人間の代わりにロボットが行ってくれる仕組みのことです。労働力と捉えて考えることも多く、新しい労働力(デジタルレイバー)とも呼ばれています。
ロボットには開発ツールで業務を教える必要がありますが、業務を覚えると人間の何倍も速いスピードで処理が可能です。ロボットなのでミスすることもなく、休みも必要ないため24時間365日働き続けることができます。
ロボットが得意な業務としては、作業の型が決まっている業務です。逆に、イレギュラーな処理やクリエイティブな仕事は人間にしかできないので、どの業務をロボットにまかせるかは事前にしっかりと判断しましょう。
【ブログ】どこよりもわかりやすく
RPAについて解説
BizRobo! 5つの特徴
- ① 10年以上の実績
- RPAテクノロジーズは、国内で10年以上の開発・運用実績とノウハウがあるRPA先駆者。国内最大級のRPAイベントの開催やメディアへの寄稿も行っています。
- ② ノンITでも使える
- 直感的に操作できる画面でスムーズに開発できます。必要な知識をサポートするためのeラーニングやセミナーなどは追加料金なしで受講可能です。
- ③ 充実したサポート体制
- 専任のカスタマーサポートチームによる伴走型支援を提供しています。また、トライアルから導入後3カ月まで、チャットを使った無償サポート付き。
- ④ 幅広いラインナップ
- スモールスタート向けのデスクトップ型(BizRobo! mini)や大規模展開に最適なサーバ型(BizRobo! Basic / BizRobo! Lite)など、豊富なラインナップでニーズに合った製品をご提案します。RPAを拡大したい場合にも、シームレスに移行が可能です。
- ⑤ 多様な機能
- あらゆる画面でのコントロールを可能にする機械学習による画面解析機能やパソコンを占領されずに実行できるバックグラウンド処理など、機能が充実しています。
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RPA内製化のポイント
RPAプロジェクトには、すべて社内で完結する内製型、一部を外部委託するハイブリッド型、すべてを外部委託する外注型の3パターンに分かれています。
内製型で進める場合、開発コスト、保守コストともにかかりませんが、担当者が慣れるまでには時間を要します。また、費用対効果が出るまでにも時間がかかったり、難易度が高い開発は難しかったりと、いくつかのハードルも存在します。
一方で、すべて社内で行うため開発・保守の柔軟性は高くなります。また、社内でロボット開発を進めていくため、人材を育成したいと考えている場合は内製型がおすすめです。
RPA内製化に向いているパターン
- ・1業務あたりの削減効果は少ないものの、業務の量や種類が多いケース。システム化による費用対効果が低いため、代わりにRPAで徐々に対応し、積み重なっていくと大きな費用対効果につながる
- ・ITの知見を持っている人材を育成したいと考えているケース。座学では得られない経験を積むことができる
- ・社内業務を理解した人材の手で柔軟な開発を行いたいケース。社外開発者との調整が不要なため、スピードが上がる
RPA内製化の課題
- ・担当者がツールに慣れるまで、RPAによる効果がでない
- ・社内にRPAツールを扱えるスキルを持った人材がいないことが多い
- ・初めから複雑で大規模な業務のRPA化に取り組み、上手くいかずに開発が中断してしまう
- ・開発者の退職や移動により、作成されたロボットをメンテナンスできなくなることがある
RPA内製化を成功させるポイント
- ・RPA開発に適した人材を見極めて、独り立ちするまでサポートを行う
- ・いきなり難易度が高い開発に取り組まず、まずは単純な業務のRPA化から始める
- ・継続して開発していくために、2名以上の担当者を確保すること
- ※成果をすぐに出す、社内に知見をためるため、最初の段階のみ外部エンジニアへ依頼することもある
BizRobo! サポートについて
DX適性診断
RPA内製化を進めたいものの、社内でロボット開発に適した人材がいるかわからない…ということもあるかと思います。そのような課題を解決するため、DX人材を発掘する適性診断をご用意しております。
30問ほどの質問に回答いただくと、DXに対してどのような適性があるかの結果が出ます。開発に向いているのか、それともプロジェクト推進に向いているのかなど、傾向やアドバイス含めて診断結果が出るため、その後の人材発掘や育成へとつなげやすくなります。
DXへの適性を見極めるには?
DX適性診断「DXpass」
リーディングプログラム
RPAを導入したものの、どこから始めたらいいのかわからないというお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。そのようなお悩みに対して、座学ではなく実業務のRPA化をサポートするリーディングプログラムを用意しています。
研修で学んでいるだけだと、スキルを身に着けるのに時間がかかってしまいます。全8回のミーティングの中でロボット開発に関する知識や基礎スキル定着支援を行いながら、実業務のロボット化を支援していきます。
チャットサポート
実際にロボット開発を進めていると、壁にぶつかったり、上手く挙動しなかったりすることもあるかと思います。その際はリアルタイムでサポートするチャットサポートをご利用いただけますので、気軽にお問い合わせください。
※お問い合わせ時間:10:00~17:00
BizRobo! eラーニング
まとまった時間が取れる時は、eラーニングで学習するのもおすすめです。実際の開発画面を見ながら学習し、受講後には確認テストもご用意しておりますので、少しずつ自分のスキルを高めていくことができます。また、様々なコースやレッスンが揃っているため、学習したいレッスンをピンポイントで受講することも可能です。
BizRobo! CAMPUS
BizRobo! CAMPUSは、開発者向けのユーザーコミュニティです。開発者が集うことで一緒に課題を解決したり、開発者ならではの想いを共有しあったり、社内だけでは難しいコミュニケーションをとることができます。社外に悩みや感動を分かち合える仲間を見つけ、共に壁を乗り越えていきましょう。
過去の開催レポートブログ
はこちらから
BizRobo! TV
より気軽に使えるサポートコンテンツとして、YouTubeで誰でもご覧いただけるチャンネルをご用意しております。開発チュートリアルや新機能紹介、事例インタビューも掲載しておりますので、ぜひ下記よりご覧ください。
YouTubeチャンネル
「BizRobo! TV」
ここまでにご紹介したサポートコンテンツ以外にも、安心してロボット開発を進められるように充実したラインナップをご用意しております。RPA内製化および導入などを検討している場合は、ぜひ一度お問い合わせください。
この記事のまとめ
- ・RPAプロジェクトには、すべて社内で完結する内製型、一部を外部委託するハイブリッド型、すべてを外部委託する外注型の3パターンがある
- ・RPA内製化を成功させるためには、独り立ちするまでのサポート、単純な業務からのRPA化、2名以上の担当者確保の3点を大切にする
- ・RPAテクノロジーズのRPA製品「BizRobo!」はサポートコンテンツが充実しているため、初めてのロボット開発でも安心して進められる
セミナー完全版につきましては、ぜひ下記からオンデマンド配信をお申し込みください。より詳細な説明に加えて、質疑応答などもご視聴いただけます。
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また、今後もWebセミナーやすでに実施したセミナーのアーカイブ配信もご用意しております。ご不明点やRPAについてご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
Webセミナー一覧:https://rpat.tms-movie.com/seminar/