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【セミナーレポート】RPAの高速化・安定化の概念を変える!BizRobo!×CDataの連携、データ活用のメリットをご紹介

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社内のデジタル化を進めるため、多くの企業が様々なツールを導入しています。そして、今後はツール同士を連携させて、さらなる業務効率化を図っていきたいとお考えの方も多いかと思います。

本ブログでは、先日開催したセミナーレポートを通じて、安定稼働・メンテナンスコスト削減など、多くのメリットを得ることができる、BizRobo!とCDataドライバーの連携についてご紹介します。「ノーコードで簡単にツール連携したい」「ツールをメンテナンスする手間を抑えたい」という方は、ぜひご一読ください。

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ライター紹介:

長澤 史佳(ながさわ ふみか)
大学在学中に「ハフポスト日本版」と「Forbes JAPAN」にて記事執筆・編集・翻訳などを経験後、新卒で株式会社PR TIMESに入社し、PRプランナーとして化粧品メーカーや食品メーカーを担当。2022年よりRPAテクノロジーズ株式会社に入社し、コンテンツ企画や広報を手掛ける。

1. データ連携の重要性

DXを推進するための最初の一歩となるのが「データ活用」です。データを活用することで、データドリブンな意思決定や業務プロセスのオートメーション化につなげることができます。しかし、なかなかうまくデータ活用できないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

そこでキーワードになるのが「データのサイロ化」です。色々な場所に色々なデータが分散してしまっていることで、様々な問題が発生しています。主な例としては、下記があげられます。

① 組織的なデータのサイロ化
組織・部署間で使っているシステムが分散している状態。同じ営業部門でも片方はツールA、片方はツールBを使って見積もりを作成しているなど
② システム的なデータのサイロ化
SFA・CRM・ERPなど、複数のSaaS利用でデータが分散。会社の合併などにより、使っているシステムがバラバラに
③ アナログ的なデータのサイロ化
紙ベースで管理されており、電子化以前もしくはPDFベースでデータ化されていない。請求書・見積書が紙で処理されており、基幹システムなどに手入力されている
データのサイロ化がキーワード

なぜ、データのサイロ化が進んでいるかというと、企業内で使われているSaaS数の増加が起因しています。2015年のアメリカでは、1社あたりで使用されているSaaS数の平均は8種類程度でした(※1)。それが、2021年には110種類にまで増加しています。日本もアメリカのトレンドに追従し、現在は1社あたり10種類程度のSaaS利用だったとしても、数年後には数十種類になることが予想されています。

※1 出典:https://stateofsaasops.bettercloud.com/

これまではデータベースだけで管理・運用していた時代から、これからは複数のSaaSに分散される時代へとなっていきます。SaaSの勃興により組織的・システム的なデータのサイロ化が大きくなってくると、部分最適にはなるものの、全体最適にはなりません。

また、データのサイロ化によって大きく3つの問題が発生しています。

  • システム間連携時の手入力の発生といった業務プロセス上の「データ処理自動化の課題」
  • システム間での顧客や商品などのデータ重複による「データ信頼性の課題」
  • データ分析や活用時に必要なデータ収集をするのが困難な「データ分析の課題」

「データ処理自動化の課題」の例をあげると、バックオフィスだけでも、メールやカレンダーはもちろん、内部チャット・タスク管理・ヘルプデスク・セキュリティ関連・反社チェック・契約関連・人事など、多くのSaaSが絡み合いながら業務が成り立っています。それぞれのツールを連携させない限り、いちいち手入力する必要があります。

「データ信頼性の課題」では、別々の顧客データ入力システム、受注データ入力システムを使用している場合、請求データがそれぞれに存在することでデータの不一致が起こる可能性があります。請求の重複など、致命的なリスクになりかねません。

データは「準備80%、分析20%」と言われており、分析前の段階作業に多くの時間を取られています。そのため、この部分の割合を逆転させ、分析や活用に時間を費やせるようになるべきだと考えています。

データは「分析・活用」するまでの準備作業が長い

2. データ連携ツールの活用ポイント① – ロジック

データ連携ツールを活用していく上でのポイント1つ目は、ロジックです。ロジックの機能は普遍的ですが、それぞれのツールで使い勝手や描き方が異なります。

条件分岐、ループ処理、演算・計算など、ツールごとに異なるので、ご自身が使いやすいと思うツールをご利用ください。まだ使いやすいツールを探せていないという方は、RPAツール「BizRobo!」がおすすめです。

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ロジックは機能は普遍的だが、それぞれのツールで使い勝手・描き方が異なる

3. データ連携ツールの活用ポイント② – インターフェース

ポイント2つめは、インターフェースです。データ連携をするには、それぞれのインターフェースを考慮する必要があります。SaaSの勃興により、Web APIの重要性が増しているため、うまく組み合わせながらデータ連携を検討するのがポイントです。

データ連携にはそれぞれのインターフェースの考慮が必要

しかし、APIの使用は非常に多様であり、キャッチアップするのが困難です。「APIを使おうと思ったけれども、認証されずにできなかった」というケースも散見されます。各種ツールからWeb APIに接続するには、それぞれの仕様に合わせた開発が必要となってきますが、ひとつずつ調べていたら時間もコストもいくらあっても足りません。そのため、データ活用を推進するためには「自動化ツール」はもちろん、「コネクティビティ(接続のしやすさ)」も大切にしていきましょう。

4. RPAツール「BizRobo!」のご紹介

RPAテクノロジーズ株式会社が提供する「BizRobo!」は、RPA(※2)をコア技術とし、私たちが日々行っているパソコン上での作業を効率化してくれるソフトウェアのロボットです。人間が行っている業務をロボットに任せることで、人的ミスを防ぎ、慢性的な人手不足を解決へと導いていきます。

※2 「ロボティックス・プロセス・オートメーション」の頭文字を取った言葉。人間の代わりに業務を行うことから「デジタルレイバー(新しい労働力)」とも呼ばれている

BizRobo! 5つの特徴

① 10年以上の実績
RPAテクノロジーズは、国内で10年以上の開発・運用実績とノウハウがあるRPA先駆者。国内最大級のRPAイベントの開催やメディアへの寄稿も行っています。
② ノンITでも使える
直感的に操作できる画面でスムーズに開発できます。必要な知識をサポートするためのeラーニングやセミナーなどは追加料金なしで受講可能です。
③ 充実したサポート体制
専任のカスタマーサポートチームによる伴走型支援を提供しています。また、トライアルから導入後3カ月まで、チャットを使った無償サポート付き。
④ 幅広いラインナップ
スモールスタート向けのデスクトップ型(BizRobo! mini)や大規模展開に最適なサーバ型(BizRobo! Basic / BizRobo! Lite)など、豊富なラインナップでニーズに合った製品をご提案します。RPAを拡大したい場合にも、シームレスに移行が可能です。
⑤ 多様な機能
あらゆる画面でのコントロールを可能にする機械学習による画面解析機能やパソコンを占領されずに実行できるバックグラウンド処理など、機能が充実しています。
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コネクターとは

コネクターとは、BizRobo!が他のプログラム(SaaS、アプリケーション)と連携やデータ加工をするための部品です。誰でも迷わずに使えるよう、プロジェクトに追加すると簡単に使えるようになっています。コネクター一覧は「Robot-Hub」で公開していますので、ぜひご覧ください。

「Robot-Hub」はこちらから
https://robot-hub.bizrobo.com/

BizRobo!コネクター

5. シンプルで高機能な「CDataドライバー」のご紹介

CData Software, Inc.はアメリカのノースカロライナ州に本社を置いており、日本では2016年より宮城県仙台市を拠点に活動しています。日本以外にも、ヨーロッパやインド、中国に拠点があり、グローバル全体で200名以上の従業員が所属しています。データコネクティビティに特化し、様々なツールとの連携をサポートしています。

上記でAPIの多様化について解説しましたが、CDataの場合、すべて統一的な規格(データベースのテーブルにアクセスできる)でアクセスできるのが特徴です。つまり、SQLからクエリを選択するだけで使用することができます。

CData Drivers

また、現在では250種類を超えるデータソースへと接続できるので、様々なツールと簡単に接続することが可能です。2016年当初は50種類ほどでしたが、徐々に増やしていき、今では250種類以上と業界最多級のデータソースを保持しています。外資系企業ではありますが、国産データソースも拡充中です。

Any Data Source

CDataのゴールは、API連携ではなく、データを活用してビジネスに活かすことです。データ活用を推進するには「自動化ツール」はもちろん、「コネクティビティ」も重要になるため、ぜひBizRobo!とCDataを活用してデータ活用していきましょう。

6. この記事のまとめ

  • DXを推進するための最初の一歩となるのが「データ活用」になるが、「データのサイロ化」で情報が分散することで課題が発生してしまう
  • 2021年、アメリカでは1社あたりで使用されているSaaSは110種類にまで増加。日本もアメリカのトレンドに追従し、増えることが予想されている
  • データ活用を推進するためには「自動化ツール」はもちろん、「コネクティビティ」も大切。しかし、APIの使用は非常に多様であり、キャッチアップするのが困難なため、CDataドライバーの活用がおすすめ

セミナー完全版につきましては、ぜひ下記からオンデマンド配信をお申し込みください。より詳細な説明に加えて、質疑応答などもご視聴いただけます。

セミナーオンデマンド動画を視聴

また、今後もWebセミナーやすでに実施したセミナーのアーカイブ配信もご用意しております。ご不明点やRPAについてご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

Webセミナー一覧:https://rpat.tms-movie.com/seminar/

お問い合わせ:https://rpat.tms-movie.com/inquiry/contact/