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RPAツール比較おすすめ25選!選び方や導入するメリットと合わせて解説

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「RPAツールを比較して検討したい」と考えていませんか。

この記事ではRPAツールを比較したい方に向けて、RPAツール比較おすすめ25選を紹介します。

RPAツールの種類別に紹介しますので、自社の導入目的に合わせてぜひ比較検討してみてください。

【目次】
【徹底比較】RPAツールは3種類!その違いを解説

RPAツール比較おすすめ7選【サーバー型・他システムや基幹業務との連携が可能】
RPAツール比較おすすめ7選【クラウド型・手軽かつ安価でサポートも受けられる】
RPAツール比較おすすめ7選【デスクトップ型・初めてのRPA導入にも最適】
RPAツール比較おすすめ4選【無料サービス】
RPAツールとは
RPAツールを比較するポイント
RPAツールを比較し導入するメリット
RPAを導入するならBizRobo! がおすすめ!ルーチンワークを自動化できる
RPAの導入企業事例
まとめ
RPAツール比較に関するよくある質問

この記事を読めば、自社に最適なRPAツールが分かります。

【徹底比較】RPAツールは3種類!その違いを解説

RPAツールを比較するうえでまず理解すべきは、RPAツールの種類は3つに分けられるという点です。

具体的には、RPAツールは「サーバー型/クライアント型」「クラウド型」「デスクトップ型」の3種類が存在します。

これらはデジタルレイバーと呼ばれるRPAツール内のロボットが働く場所の違いでわけられています。

自社でどのように活用したいのか、予算はどのくらいなのかと合わせて検討すると良いでしょう。

まず将来的に大規模展開を検討している場合は「サーバー型/クライアント型」、RPAツールをまず使ってみたい場合は導入コストが低い「デスクトップ型」というように、RPA化したい業務内容や規模によって選ぶことがおすすめです。

サーバー型(クライアント型)RPAツールの特徴
クラウド型RPAツールの特徴
デスクトップ型RPAツールの特徴

詳しくご説明します。

サーバー型(クライアント型)RPAツールの特徴

サーバー型(クライアント型)RPAツールの特徴は、以下の通りです。

・社内業務を横断した一括管理が可能となる
・1台のPCで100体以上のロボットが働ける
・将来的な大規模展開にも向いている
・他のRPA種類よりもセキュリティを高くできる

サーバー型RPAツールの大きな特徴は、社内を横断した一括管理や、大規模展開に向いていることです。

自社内のサーバー上にRPAを構築するため、大量のデータ取扱が可能となり、社内の横展開や自社向けのカスタマイズも可能となります。

PC1台に対して100体以上のロボットが働けることで、複数のシステムや業務をまたいでのRPA化を行いやすく、さらにクラウド対応・仮想化対応した製品を導入すれば将来的なクラウド化も実現しやすいです。

また、自社のサーバ内にRPAを作成することで、情報漏えいや乗っ取りなどの脅威に対する高いセキュリティ対策を行えます。

一方でこれだけ充実したサービスだからこそ、初期費用や月額管理費用はその他種類のRPAツールと比較すると高額です。

初期費用が数百万、維持費(月額利用料)が月数十万かかるケースもあるため、自社ニーズと照らし合わせて検討しましょう。

【サーバー型RPAツールのまとめ】
・対象企業:中企業〜大企業(大規模に導入したい企業)
・特徴:サーバー内で統括的に作業を自動化するため、大量データとルールの一括管理が可能
・導入コスト:高額(初期費用:数百万〜、維持費:数十万/月)
・メリット:業務を横断した一括管理が可能/PC1台に対し、100体以上のロボットが働ける/今後の大規模展開にも対応可能/セキュリティ面も安心
・デメリット:費用が高額/導入と運用保守に手間がかかる

クラウド型RPAツールの特徴

クラウド型RPAツールの特徴は、以下の通りです。

・導入コストを抑えやすい
・Webブラウザ上の作業を自動化できる
・保守運用の手間がかからない
・他の作業と同時進行で使うことができる

クラウド型RPAツールは、導入コストを抑えやすいという特徴があります。

自社内にサーバーを設置するサーバー型RPAツールに対して、クラウド型は自社でのサーバー設置が不要です。このため初期導入費用を抑えることができインターネット環境さえあればスムーズに導入できます。

またクラウド環境にロボットを構築するため、Web上の自社評価を集中してExcelにまとめるような、Webを活用した作業も自動化できるという特徴があります。

加えてクラウド型RPAツールは、クラウド上でアップデートが自動で行われるため、自社での運用保守の手間を大幅に削減できます。ブラウザ上でRPAが起動するため、他の作業と同時進行で利用できるのもメリットです。

一方で、クラウド型RPAツールはベンダーのサーバーを使用するため、セキュリティには注意が必要です。

ISO27001認証を取得しているものや、PCI-DSSなどの規格をクリアしているものを確認するなど、自社のセキュリティ基準に合う製品を選択しましょう。

【クラウド型RPAツールのまとめ】
・対象企業:
中小企業〜大企業
・特徴:クラウドサーバー上で作業を自動化する
・導入コスト:抑えやすい
・メリット:運用・保守の手間がかからない/他の作業と並行して進められる
・デメリット:クラウド上で利用しない社内システムやPC内のアプリケーション・ファイル操作では活用不可/アウトソーシングによるセキュリティリスクあり

デスクトップ型RPAツールの特徴

デスクトップ型RPAツールの特徴は、以下の通りです。

・スモールスタートしたい企業に最適である
・担当者個人レベルでの管理ができる
・自部署やまず自分で導入してみることがやりやすい

デスクトップ型RPAツールは、3種類のなかでもっとも導入しやすいRPAツールです。

各PC上で働き、PCごとの作業単位を自動化するデスクトップ型RPAツールは、社員数が少ない小規模企業でも導入しやすいという特徴があります。

このため個人や小規模企業で導入しやすく、かつ比較的安価に導入可能です。

一方、担当者個人レベルでの導入がしやすいことから、RPAの管理が属人化しやすい傾向があります。担当者変更があっても対応できるよう、操作方法をマニュアル化しておくと安心でしょう。

【デスクトップ型RPAツールのまとめ】
・対象企業:
スモールスタートしたい企業
・特徴:各自のPCでロボットが働き、それぞれのPCの作業を自動化する
・導入コスト:比較的安い
・メリット:担当者レベルで管理できる/部門や個人レベルでの導入がしやすい
・デメリット:属人化しやすく、部署異動や担当者不在時の対応方法の検討が必要

RPAツール比較おすすめ7選【サーバー型・他システムや基幹業務との連携が可能】

本章からは、RPAツールを比較した結果、本当におすすめするRPAツールを紹介します。

まずは社内を横断した一括管理や、大規模展開に向いているサーバー型RPAツールのおすすめを紹介しますので、気になるRPAツール種類の章をチェックしてみてください。

RPAツール比較おすすめ(1):BizRobo!
RPAツール比較おすすめ(2):WinActor
RPAツール比較おすすめ(3):BluePrism
RPAツール比較おすすめ(4):RoboTANGO
RPAツール比較おすすめ(5):Bitrix24
RPAツール比較おすすめ(6):Kofax RPA

RPAツール比較おすすめ(7):QueenBOT RPA

早速みていきましょう。

▶️クラウド型RPAツールを知りたい方は「3章:RPAツール比較おすすめ7選【クラウド型・手軽かつ安価でサポートも受けられる】」へ

▶️デスクトップ型RPAツールを知りたい方は「4章:RPAツール比較おすすめ7選【デスクトップ型・初めてのRPA導入にも最適】」へ

RPAツール比較おすすめ(1):BizRobo!

本記事でもっともおすすめするRPAツールは、『BizRobo!』です。

『BizRobo!』を活用するとロボットやユーザーを一元管理でき、統制のとれたプロジェクト進行が可能となります。また、特定の場所に縛られることなく開発が可能であるためリモートワークにも最適です。

他のRPAツールではエラーが起きがちな不安定なプロセスも、『BizRobo!』なら機械学習機能を用いて安定稼働します。

ロボットの開発環境はインストール数に制限がないため、開発者が追加されるたびにライセンス費用が増加する心配もいりません

『BizRobo!』なら全社員に開発環境を提供することも実現します。少人数で利用するRPAから大企業向けRPAまで、企業規模や業務合わせたに最適なプランを選択できるでしょう。

1ヶ月の無料トライアル期間がついているため、低コストで無制限に利用できるRPAツールである『BizRobo!』をまずは試してみてください。

▶️『BizRobo!』について詳しく知りたい方は「9章:RPAを導入するならBizRobo! がおすすめ!ルーチンワークを自動化できる」をご覧ください。

RPAツール比較おすすめ(2):WinActor

出典:WinActor

WinActor」は、NTTグループであるNTTアドバンステクノロジ株式会社により開発された純国産RPAツールです。

さまざまな業界・業種において、作業効率や品質向上、ルーチンワークの省力化に貢献しており、導入が容易であり幅広く導入しやすいのが特徴です。

国内の7,000社を超える企業の導入実績(2022年1月現在)を持ち、メジャーなRPAツールとして認知されています。

シナリオ作成が簡単でプログラミング知識は不要、現場担当者のようなIT知識がないノンITユーザでも簡単に自動化が可能となるサービスです。

30日間の無料トライアルがついており、導入前にしっかりお試しができます。

RPAツール比較おすすめ(3):BluePrism

出典:Blue Prism

Blue Prism」は、世界のRPA市場をリードする海外ベンダーが提供する海外製のRPAツールです。

イギリスに本社を置くBlue Prism社は日本を含めて世界中に現地法人を構えているため、ツールやサポートは日本語に対応しており安心して利用できます。

RPAツールが得意とする定型作業の自動化に加えて、AIを用いた非定型業務や重要業務への適用により業務対象領域を拡大しているのが特徴。

公共機関や金融業界でも導入されているほど、信頼性も高いRPAツールです。こちらも30日間の無料試用版が提供されています。

RPAツール比較おすすめ(4):RoboTANGO

出典:RoboTANGO

RoboTANGO」は、1ライセンスを複数PCで利用できるRPAツールです。

独自のアプリケーション、Microsoft Excel、Webブラウザ上の操作などをPC画面上で録画するだけでロボットが完成するのが特徴で、最速で導入初日から運用可能です。

3週間の無料トライアル時からサポート専用ページを利用でき、RoboTANGOの操作や機能面における疑問をサイト内のフォームから問い合わせできます

無料トライアル終了後に自動課金されることはないため、興味がある方は安心して利用してみると良いでしょう。

RPAツール比較おすすめ(5):Bitrix24

出典:Bitrix24

Bitrix24」は個人・複数人の両方で使えるRPAツールです。

無料プランでもユーザー数は無制限、業務フローの進捗を視覚的に管理することができ、監視者は業務フローの担当者を一覧で確認できます。

RPAツール以外にもCRMやタスク管理、コンタクトセンターなど、プロジェクト管理に必要なツールが揃っているのが特徴です。

15日間の無料トライアルでお試しが可能で、自社で使用するツールを一元管理したい担当者の方やスタートアップ企業におすすめのRPAツールと言えます。

RPAツール比較おすすめ(6):Kofax RPA

出典:Kofax RPA

Kofax RPA」は、Kofax RPAはアメリカに本社があるKofax社が提供しているRPAツールです。

日本国内でも1,000社以上の導入実績があり、日本語でサポートを受けられる環境がしっかりと整えられています

ノーコードとローコードの開発機能により、ユーザーとデベロッパーがワークフロー全体で Kofax RPA を設計・構築・実行できる点が大きな特徴です。

サーバー型のため大規模展開が可能であり、RPAと関連性の強いOCRがライセンス内に標準装備されている点も大きなポイントです。

90日間と長めの無料トライアル付きであるため、じっくり試してから導入すると良いでしょう。

RPAツール比較おすすめ(7):QueenBOT RPA

出典:QueenBOT RPA

「QueenBOT RPA」は、少額からの課金体系が特徴かつ組織規模に合わせた柔軟な導入が可能なRPAツールです。

ロボットを開発するための開発ツールについて、開発とは別の実行専用環境とその一元管理を行うサーバー製品を持つという特徴があります。

いわゆる集中管理型RPA製品として必要な機能を提供しながら、最小構成で年額30万円(税別)〜という手頃な価格帯でありながら、運用保守や内製化支援もサポートしてもらえます。

無料トライアルも用意されているため、自社に合うかをチェックしてからの導入が可能です。

RPAツール比較おすすめ7選【クラウド型・手軽かつ安価でサポートも受けられる】

本章では、RPAツールを比較してわかったクラウド型のおすすめRPAツールを紹介します。

RPAツール比較おすすめ(8):AUTORO
RPAツール比較おすすめ(9):Automation 360
RPAツール比較おすすめ(10):BizteXcobit
RPAツール比較おすすめ(11):ipaSロボ
RPAツール比較おすすめ(12):コマースロボ
RPAツール比較おすすめ(13):クラウドBOT
RPAツール比較おすすめ(14):Robotic Crowd

それぞれみていきましょう。

RPAツール比較おすすめ(8):AUTORO

出典:AUTORO

AUTORO」は、パソコン上の単純業務を超ハイスピードで自動化するRPAツールです。

ユーザーが行う操作を画面上で視覚的に指示することで、簡単にロボットに命令が可能となります。もちろん指示内容は自由に設計することができ高い利便性を誇ります。

2週間のトライアル期間が用意されており、トライアル中も機能制限がなく全ての機能を利用できるのが特徴です。

広告業界やWeb業界に強いRPAツールであり、業界がマッチする企業には特におすすめと言えます。

RPAツール比較おすすめ(9):Automation 360

出典:Automation 360

Automation 360」は、世界中のトップ企業で利用されているRPAツールです。あらゆる業種のユーザーニーズに対応する完全Webベース・クラウド対応のRPAプラットフォームです。

誰でも使いやすいことに加えて高度な自動化を実現するのが特徴で、全ての機能をクラウドで利用できます。

企業の成長と共にデジタルワークフォースを拡張することが可能であり、まず小さく導入して将来的に全社展開を検討している企業にもおすすめです。

30日間の無料トライアルがついていますので、気になる方はぜひ試してみてください。

RPAツール比較おすすめ(10):BizteXcobit

出典:BizteXcobit

BizteXcobit」は、プログラミングの知識不要(ノーコード)でRPA化が可能なRPAツールです。

クラウドサービスであるためPCへのインストール不要かつ即日導入が可能で、導入後の無料チャットサポートや、システムのアップデート時も無料で相談できます。

中小企業から大企業まで、あらゆる企業規模の会社に導入されており、スモールスタートにも対応しています。7日間の無料トライアルがついているため、興味がある方は試すと良いでしょう。

日本国内の事業者(企業)に特化してサービスを提供しているため、日本製RPAを探している人にも最適なRPAツールです。

RPAツール比較おすすめ(11):ipaSロボ

出典:ipaSロボ

ipaSロボ」は初めての人にも使いやすいRPAツールで、高いサポート体制が特徴です。

導入前のトライアルが非常に充実しており、トライアル期間中も全ての機能を無料で利用でき、さらに複数台複数名での利用やサポートサイトからのお問い合わせ、オンデマンドトレーニングを利用できます。

加えて、希望者には担当が付き抜群のサポート体制を受けられるのが特徴です。

また、RPAがそもそもどのようなものかを知りたい方には、導入前の1ヶ月無料トライアル期間とは別に、7日間の無料操作体験版も用意されています

RPAツールを全く使ったことがない方にも有用ですので、気になる方は情報収集も兼ねてまず7日間試してみるもの良いでしょう。

RPAツール比較おすすめ(12):コマースロボ

出典:コマースロボ

コマースロボ」は、EC事業者向けのRPAツールです。EC事業者に特化したRPAツールであることから、低コスト・多機能であり高いコストパフォーマンスを誇ります。

特許取得のクラウドRPA面倒な確認や修正作業を自動処理してもらえるのが特徴で、あらゆるモール・カート以外にも宅配システム・後払システムとのAPI連携が可能です。

受注データや出荷実績・在庫状況が自動連携されるなど、日常業務で便利に使えるRPAツールであり、ECサイト運営事業者の方に有用です。

なお、フリープラン(0円)も用意されており、月100件までの出荷件数がであれば無料で利用できます

RPAツール比較おすすめ(13):クラウドBOT

出典:クラウドBOT

クラウドBOT」はブラウザ操作を手軽に自動化するRPAツールです。

独自の自動記録システムにより、ユーザのブラウザ操作を自動記録しロボットを作成するのが特徴で、専門知識や専用ソフト・実行環境の構築は不要、普段のWebブラウザのみでロボットを作成・実行できます。

全てクラウド上で完結するため、アプリケーションのインストールやロボットの実行環境の用意は不要です。また、ISMSクラウドセキュリティ(ISO27017)を取得しており、国際的なセキュリティ基準で安心して利用できます。

マルチデバイスに対応していることから、PCはもちろんスマートフォンやタブレットからも利用できる点は利便性が高いRPAツールです。

RPAツール比較おすすめ(14):Robotic Crowd

出典:Robotic Crowd

「Robotic Crowd」は、5分以内の高速レスポンスで悩みを即解決することをテーマにしたクラウド型RPAツールです。

AIを搭載したシェア型ロボットであり、ノンITの担当者も直感的に扱えるよう画面操作とキーボード操作だけでシナリオ設計可能となっています。

1ライセンスを購入すると社内PCなら上限なくインストールが可能で、全てのPCでシナリオ作成と実行が可能です。

手厚いサポートを受けたい方や、サポートのレスポンスの速さにこだわりたい方は、ぜひ活用してみてください。

RPAツール比較おすすめ7選【デスクトップ型・初めてのRPA導入にも最適】

本章では、デスクトップ型RPAツールを比較した結果おすすめするツールを紹介します

初めてのRPAツール導入にも最適で、RPAツールをどのようなものか試してみたい・自社に合うかを知りたいという方にもおすすめです。

RPAツール比較おすすめ(15):Robo-Pat DX
RPAツール比較おすすめ(16):オークファンロボ
RPAツール比較おすすめ(17):Autoジョブ名人
RPAツール比較おすすめ(18):EzAvater
RPAツール比較おすすめ(19):アシロボ
RPAツール比較おすすめ(20):Robop RPA
RPAツール比較おすすめ(21):NEC Robotic Desktop Automation Solution

ぜひチェックしてみてください。

RPAツール比較おすすめ(15):Robo-Pat DX

出典:Robo-Pat DX

Robo-Pat DX」は、日本企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を強力に推進することを目的に作られた純国産のRPAツールです。

識別制度の使い分けや高度な画像認識など、人間が無意識に行なうファジーな判断も再現する機能が搭載されており、人間が行う「普段のPC上の操作感」をそのまま直感的にシナリオ作成することで、自社をRPA化できます。

1ヶ月間3ライセンスの無料トライアルがついており、無料期間中も全てのシステム・アプリケーションの操作が可能です。

自社の実務を通じて自動化プロセスを体験しながら、困りごとがあった場合は有料プランに程近いサポートを受けられるため、ノンITの方にも有用でしょう。

RPAツール比較おすすめ(16):オークファンロボ

出典:オークファンロボ

オークファンロボ」は、直感的に操作が可能で、IT経験が未熟な現場担当者やスタッフも使いやすいRPAツールです。

シナリオ作成を簡単に行えるため、ITに明るくない実務担当者でも単独で設定・修正ができる点は非常に便利でしょう。

なお、2週間のトライアル期間がついており、期間中は3つまでの製品版ライセンスを利用です。さらにオンライン相談会は無制限かつ無料対応、各社に必ず1人のサポート担当が付きます

なお有料版への移行に際しては初期費用がかからないため、初めてのRPAツールで心配がある企業でも導入しやすいでしょう。

RPAツール比較おすすめ(17):Autoジョブ名人

出典:Autoジョブ名人

Autoジョブ名人」は、経理業務や受発注業務の自動化が可能なRPAツールです。

取引先ごとの対応が必要であり、煩雑になりがちな受発注業務に対して、業務のシステム化を迅速に行い基幹システムとも柔軟に連携するのが特徴です。

シナリオ作成のスクリプト編集画面として、フロー型とリスト型が用意されており、社内のメンバーや開発シーンに合わせた切り替えもできます

フロー型は処理の分岐を含めて全体感を掴みやすく、RPAツールが初めての人にも優しい画面となっています。一方でリスト型は、スクリプトの作り込みに適しており、ITスキルの有無に合わせて最適なものを選べるでしょう。

なお、無料トライアル期間が2ヶ月と長めに用意されており、トライアル中も業務改善やスケジュール策定など、RPAツール導入に必要な手厚いサポートを受けられます。

RPAツール比較おすすめ(18):EzAvater

出典:EzAvater

EzAvater」は”究極的に簡単”を目指した国産RPAツールです。

誰でも簡単に自動化シナリオを作成できることをウリにしており、目で見た動きをそのままRPA化できるのが特徴です。利用者の7割以上がノンITの担当者であり、そのほとんどが自力でシナリオ作成しています。

エラー発生時は即時でデスクトップへの通知と画面キャプチャ付きのメール通知を受けることができるため、エラーの原因特定に大きく役立つでしょう。

インストールから2週間の無料トライアルがついており、ノンITの現場担当者がシナリオ化を行う企業はぜひお試しください。

RPAツール比較おすすめ(19):アシロボ

出典:アシロボ

アシロボ」は、完全無料の育成サポートが付いているRPAツールで、全機能が使用可能な1ヶ月の無料体験版が用意されています。

業界最短クラスの習得時間が魅力で、Excelマクロが組める方なら90分、それ以外の方でも7時間あればアシロボを習得できるのが特徴です。

業務フローの作成は不要で、人手で行なっている作業を並べることでシナリオが完成します。中小企業だけでなく大企業や官公庁にも多く導入されており、セキュリティも折り紙付きです。

有料版に移行しても月5万円(別途初期費用20万円)と、比較的安価であるのも強みと言えるでしょう。

RPAツール比較おすすめ(20):Robop RPA

出典:Robop RPA

Robop RPA」は、簡単な操作性が魅力のRPAツールです。

自動化のサンプルが豊富かつとにかく簡単に操作できるように作られていることから、導入した7割が業務部門であり、IT部門に頼らずともDX推進ができます。

またユーザーごとの機能制限にも対応可能で、部署や役職単位でガバナンス統制や端末管理を行いたい企業にも有用です。

自動化のタスクごとのサンプルが豊富であり、実務担当者が自分でタスクを設定・修正可能です。よって導入ハードルが低く、さらに2週間の無料トライアルを経ることでスムーズに利用開始できるでしょう。

RPAツール比較おすすめ(21):NEC Robotic Desktop Automation Solution

出典:NEC Robotic Desktop Automation Solution

「NEC Robotic Desktop Automation Solution」は、直感的な操作でロボット作成が可能なデスクトップ型RPAツールです。

シンプルな操作画面で定型業務をすぐに自動化可能で、ツールの起動が速く、動作も軽快でストレスなく利用できます。

画像認識型と比較すると動作速度や動作再現性に優れたオブジェクト認識型で、簡単にロボット作成できることで、Microsoft ExcelやWebシステムを利用している定型業務のRPA化を実現できます。

30日間の無料トライアルがついているうえに、スポット利用できる自由なライセンス体系も特徴です。

RPAツール比較おすすめ4選【無料サービス】

数あるRPAツールを比較し最後におすすめするRPAツールは、無料で使えるRPAツールです。

有料ツールよりも機能面で劣るというデメリットはあるものの、無料であることからRPA導入にチャレンジしやすい点はメリットと言えます。

RPAツール比較おすすめ(22):Microsoft Power Automate Desktop
RPAツール比較おすすめ(23):UiPath Community Editon
RPAツール比較おすすめ(24):Automation Anywhere Community Edition
RPAツール比較おすすめ(25):マクロマン

ぜひチェックしてみてください。

完全無料RPAツール(22):Microsoft Power Automate Desktop

出典:Microsoft

Microsoft Power Automate Desktop」は、Microsoftが提供するRPAツールです。

Microsoftのクラウドと連動しているため、利用の際にMicrosoftアカウントへのサインインを行い、かつWindows11またはWindows10ユーザーであれば無償で利用できます。

デスクトップ上の操作を自動化するもので、Microsoft WordやExcelなどのアプリに加えて、マウスをクリックするような操作も含めて簡単にRPA化を実現できるのが特徴です。

ユーザー自身が実行ボタンを押す場合は無料で使うことができ、画面に表示されたアイコンをパズルのように組み合わせればシナリオ化できます。

完全無料RPAツール(23):UiPath Community Edition

出典:UiPath

UiPath Community Edition」は、世界的ベンダーであるUiPath株式会社が手掛ける無料RPAツールです。

自動化できる業務領域を発見し実行すること、人とRPAツールの共同までを行えるプラットフォームで、大規模な自動化環境をエンドツーエンドで構築します。

個人利用や、学習・検証用途として無償で使えるとして無料プランが用意されており、UiPathの導入を検討している人はまず無料版で検証してみると良いでしょう。

完全無料RPAツール(24):Automation Anywhere Community Edition

出典:Automation Anywhere Community Edition

Automation Anywhere Community Edition」は、Automation Anywhere社が無料期間の縛りなく提供しているRPAツールです。

法人以外またはSmall Businessに該当する企業なら、一部機能制限があるもののほとんど全ての機能を試すことができため、RPAの効果まず体感したい方におすすめと言えます。

グローバルかつトップクラスのRPA専業ベンダーが提供しているため、無料であっても安全性が高く安心して使えるのが特徴。

申込URLにアクセス・必要情報を入力して送信したら、受信したメールの情報からログインすることで、すぐに利用可能となります。

完全無料RPAツール(25):マクロマン

出典:マクロマン

マクロマン」は、完全無料のRPAツールです。RPAツールはどれだけ使っても無料で、サポートが必要な場合にのみ費用がかかります。

利用人数と機能の制限はないのが特徴で、希望があればZoomで操作方法のレクチャー更なる有効活用方法1時間単位で相談可能です。

ツールの操作をアウトソースしたい場合は、マクロマンに依頼すればRPAツールの開発を「受託」「常駐派遣」「SPOT派遣」のいずれかで請け負ってもらえます。

このため、自社開発が難しい企業でも使いやすい無料RPAツールと言えるでしょう。

RPAツールとは

本章では、そもそもRPAツールとは何かという点について解説します。

RPAツールは各種ITツールと混同されやすいため、違いを理解しておきましょう。

【比較】RPAツールとAIやマクロ・botの違い
【比較】RPAツールに命令する際の方法の違い
【比較】RPAツールの費用感

順番に解説します。

【比較】RPAツールとAIやマクロ・botの違い

RPAツールは、AIやExcelマクロ・bot と混同される場合が多々あります。

これらは別物ではありますがRPAツールと組み合わせて活用されることも多く、将来的にその流れは加速していくでしょう。

結論として、RPAツールは「パソコン上の操作や社内の事務作業を自動化する」ツールです。

各ツールの特徴は、以下の通りです。

【RPAツール】
・特徴:パソコン上の操作や事務作業を自動化する
・判断の可否:できない
・活用されている場面:ルールが決まっている社内の単純作業を自動化したい場面など
・ポイント:パソコン上の操作のほとんど全て自動化が可能

【AI】
・特徴:人間の脳と似たような働きができる
・判断の可否:できる
・活用されている場面:化学分野や産業分野など多くの場面
・ポイント:RPAに組み込むことで、人間の判断が必要となる複雑な業務自動化にも役立つようになっている

【マクロ】
・特徴:Excel内の作業手順を記録して自動で繰り返せる
・判断の可否:できない
・活用されている場面:Excel上だけで何かをしたい場面
・ポイント:VBAと呼ばれるプログラミング言語を使うと、より複雑な作業も実現可能(要プログラミングスキル)

【bot】
・特徴:プログラミングされたタスク・情報処理を自動的に行う
・判断の可否:できない
・活用されている場面:ソフトウェアやTwitter・Facebookなどアプリケーションの補助プログラムなど
・ポイント:なかにはRPAと同じような働きをするものも

ツール自身が判断を要する作業ができないに関して、RPAツールとマクロ・botは同じですが、マクロはExcel上できる範囲内でツールを実行します。

なおbot はソフトウェアやTwitter・Facebookなどアプリケーションの補助プログラムとして多く活用されており、Webサイトでよく見かけるチャットbotのような人間の言葉や行動をシミュレートし対話する場面などで活躍しているのが特徴です。

一方のAIは人間の脳と同じような働きができることから、RPAツールとは異なり判断が必要な業務にも対応しています。

昨今ではRPAに合わせて組み込まれることで、本来なら人間の判断が必要となる複雑な業務のRPA化を実現するツールも存在します。

【比較】RPAツールに命令する際の方法の違い

RPAツールの仕組みの一つとして、ロボットに命令する際の方法が異なります。

命令する方法は「構造認識」「画像認識」「座標指定」の3つに分かれており、各仕組みやメリットなどは以下の通りです。

【構造認識】
・仕組み:内部構造をもとに位置を特定
・エラーの発生回数:少ない
・メリット:見た目に依存しないため正確性が高い
・デメリット:ツールによってはエラーが発生した際の修正に工数がかかる

【画像認識】
・仕組み:事前に登録した画像をもとに位置を特定
・エラーの発生回数:中間くらい
・メリット:直感的に指定できる
・デメリット:画像が隠れてしまうとエラーになる

【座標指定】
・仕組み:パソコン上の位置をあらかじめ指定
・エラーの発生回数:多い
・メリット:直感的に指定できる
・デメリット:PCやディスプレイサイズが異なるとエラーになる

もっともおすすめするのは、構造認識によって指定を行うRPAツールです。

画像認識や座標指定の場合、画面UIなどの見た目が変更された際やパソコンを入れ替えた際にエラーが発生すると、業務がストップしてしまいます。

構造認識の場合、シナリオ作成やメンテナンスに工数がかかりがちですが、有用なRPAツールであるほど構造認識であってもシナリオ作成がしやすく、その後の修正も容易にできるよう設計されているため、それほど大きな問題にはなりません。

【比較】RPAツールの費用感

RPAツール導入にかかる費用は、サーバー型・クラウド型・デスクトップ型のどれを選ぶかによって初期費用や月額利用料が大きく異なります

ツールによっても異なりますが、サーバー型では初期費用が数百万+維持費(月額利用料)が月数十万かかるケースや、クラウド型であれば初期費用数万円+1ライセンス月額数万円というように、選ぶサービスによって異なります。

またデスクトップ型の場合、クラウド型と同じように数万円で利用できるケースに加えて、サービスによっては買い切りのものも。

RPA化によってどの業務を自動化したいのか、何年運用し、社内でRPA化を拡張する予定はあるのかなど、RPAツール導入によるトータルコストを計算し、自社の目的や予算に適うサービスを選択しましょう。

RPAツールを比較するポイント

本章では、RPAツールを比較する際のポイントを紹介します。

RPAツールは種類や費用感などサービスによって違いが大きいため、ポイントを押さえ自社に最適なツールを選びましょう。

ポイント①:RPAツールのタイプ・費用が自社に合っているか
ポイント②:自社向けのカスタマイズが必要か
ポイント③:長期的に運用するうえでの問題がないか
ポイント④:サポート体制が整っているか
ポイント⑤:無料トライアル期間が設けられているかどうか

それぞれみていきましょう。

ポイント①:RPAツールのタイプ・費用が自社に合っているか

RPAツールを比較する際は、まずRPAツールのタイプと費用が自社に合っているかを検討しましょう。

RPAツールには、前述したように3種類のタイプが存在します。

サーバー型(クライアント型)/クラウド型/デスクトップ型の3種類から、自社のRPA化に最適なタイプがどれなのかを見極めることが、RPAツール選びで最初にやるべきことです。

なお、一般的に対応する業務規模が大きくなるほど、価格も高くなります。RPAツールの価格と業務の自動化によって得られる効果を比べて、費用対効果が高いと感じるポイントで決定するのが賢い選択でしょう。

またRPAツールの種類とは別に「誰がどのように使うのか」にも意識を向けましょう。

情報システム部門が主導するなら「エンジニア向けRPA」現場部門が主導するなら「現場型RPA」を選ぶのがおすすめです。

【エンジニア向けRPA】

エンジニア向けRPAとは、オブジェクト認識やフローチャートなどエンジニアが使うことが想定された作りになっているRPAツールです。

選ぶ際は、プログラミング言語や自社の基幹システムとの相性への考慮が必要です。

【現場型RPA】

現場型RPAは、現場担当者に特別な知識やスキルがなくても簡単に使いこなせるよう設計されたRPAツールです。

IT知識やプログラミング言語に詳しくない人でも、画像認識やコマンドなどの直感的な操作によってシナリオを作成・操作できるよう作られています。

ポイント②:自社向けのカスタマイズが必要か

2つ目のRPAツール比較ポイントとして、自社向けのカスタマイズが必要かを確認しましょう。

RPAツールにはカスタマイズ性が高い「汎用型」と呼ばれるものと、人事や経理など特定の事務作業をRPA化する「特化型」があります。

汎用型のRPAツールは社内を横断する業務にも対応可能で、カスタマイズすることで自社のRPA化に大きく貢献しますが、そのぶん大幅に料金が高くなるのは難点です。

またRPAをカスタマイズし有効活用するには、専門知識や技術が必要な場合もあります。

一方の特化型は、カスタマイズ性は低いものの業務に適合する高い専門性を持ち合わせており、特定の分野に対してはカスタマイズ不要で十分に活用可能です。

ただ対応可能な業務範囲が限定されているために、のちに社内全体をRPA化したいと考えたときに、導入するロボット数が増えてしまい、コストが増加する・社内の運用が煩雑化するケースもあるため注意しましょう。

現時点でどのようにRPAツールを使いたいのか、将来的にどうしたいのか、両面からの検討が必要です。

ポイント③:長期的に運用するうえでの問題がないか

3つ目のRPAツール比較ポイントは、長期的に運用するうえで問題がないかという点です。

RPAツールは導入してシナリオを作成して運用を開始すれば終わりではなく、定期的なメンテナンスが欠かせません。

さらに、新たにRPAツールを導入したい作業がある場合に自力で簡単に設定できるのか不具合発生時はすぐに調整可能な分かりやすさがあるのかは、導入前の欠かせない確認ポイントです。

またRPAツールは海外製品も多く展開されており、サポートを含めて日本語対応されていないものもあります。

前述した「エンジニア向けRPA」のように、専門知識や技術が必要なRPAツールもあるため、運用後の具体的イメージを事前に掴んでおくことが重要です。

ポイント④:サポート体制が整っているか

サポート体制が整っているかも、RPAツールを比較する際に重要な確認ポイントです。

RPAツールは運用開始後にもシナリオ変更やイレギュラー・エラー発生など、自社での対応が必要となる場合があります

導入したRPAツールによっては運用時にある程度の知識を求められるケースも多いです。

現場で運用するなどITリテラシーの高くないメンバーが多い場合や、メンバーにエンジニアが不在で専門性に不安があるといった場合は、サポートをしっかりと受けられるRPAツールを選びましょう。

ロボット制作を支援するサービス、運用代行をするサービス、100人以上のオペレーターからフォローを受けられるサービスなど、サービスによって支援体制はさまざまです。自社で対応可能な運用と親和性が高いサービスなのかを事前に確認しておきましょう。

同時にRPAツールに関するセミナーを受講したり、国内唯一のRPA資格である「RPA技術者検定」の資格取得を推奨するなど、RPAに関する知識を社内で高めるための体制構築も効果的です。

ポイント⑤:無料トライアル期間が設けられているかどうか

最後に、無料トライアル期間が設けられているかどうかも、RPAツールを比較するうえで外せません。

RPAツールの本格導入前に無料トライアルを実施可能なサービスは多く、トライアル期間に実際にRPAツールを動かしてみて自社との親和性を最終チェックをすることは非常に重要です。

トライアル期間を存分に活かし可能な確認を全て行うことで、本格導入後の成功に大きく近づきます。

トライアル期間中に「RPA化した業務を想定通りに進められているか」など、運用時(導入後)の確認項目を事前に洗い出しておきましょう。

RPAツールを比較し導入するメリット

RPAツールを比較したうえで導入するメリットは、以下の4点です。

メリット①:ヒューマンエラーがなくなり業務品質が向上する
メリット②:業務全体がスピードアップする
メリット③:人員不足解消と人的リソースの最適化が同時に実現する
メリット④:業務効率化・コスト削減につながる

具体的に解説します。

メリット①:ヒューマンエラーがなくなり業務品質が向上する

ヒューマンエラーがなくなり業務品質が向上する点も、RPAツールを比較して導入する大きなメリットと言えます。

手作業など人の手が加わる状態で業務をすると、どうしてもヒューマンエラーが発生してしまう一方で、RPAツールでは設定したシナリオ通りに業務が遂行されます。

よってシナリオを正しく定義しておけば、ミスがない状態で継続的に業務が遂行するのです。結果として業務品質は大きく向上するでしょう。

また企業や業務内容によっては、データで処理することで後日検索がしやすくなったり、紙ベースでの資料保管がなくなることで資料を捜索する必要性がなくなったりと、別の観点による業務品質向上も期待できます。

メリット②:業務全体がスピードアップする

2つ目のメリットとして、業務全体がスピードアップすることが挙げられます。

RPAツールを導入すると、業務全体のスピード感が一気に高速化します。RPAツール=ロボットであるため、設定や環境によっては営業時間外の稼働も可能です。よって、大量のデータを高速かつ休みなく処理することも実現します。

例えばデータ入力や経費精算などの定型作業は、業務全体の序盤の工程であり、遅滞すると後続の作業にも影響を及ぼすでしょう。

しかしこれらの業務にRPAツールを導入すると、序盤の業務スピードが高速化され、業務全体が最速で進むようになるのです。

加えて、作業が高速化することで従業員にも余裕が生まれ、時間創出をしやすくなったり、働きやすい環境を手に入れやすくなったりする場合もあるでしょう。

メリット③:人員不足解消と人的リソースの最適化が同時に実現する

3つ目のメリットとして、人員不足解消と人的リソースの最適化が同時に実現することが挙げられます。

RPAツールを導入し定型業務を自動化すると、浮いた人的リソースを売上に直結するコア業務などに割くことができるからです。

昨今の少子高齢化に伴って人手不足が課題の企業は多いです。RPAツールを導入すれば業務効率化が一挙に進み、業務と人員のバランスが最適な状態に近づくでしょう。

いずれにしても全社的にサービスの質が改善することに間違いはなく、必要最低限のリソースで最高のパフォーマンスを得られます。

メリット④:業務効率化・コスト削減につながる

RPAを導入すると、業務効率化・コスト削減に大きくにつながります

RPAで業務を自動化することで、人手で作業を進めるよりもスピードが上がり、さらに間違いも大幅に減ることから業務効率が一気に高まるのです。

そしてこれらの業務を担当していた従業員は、アイデアを出す仕事や社内外のコミュニケーションが求められる仕事など、RPAが対応できない業務に注力することで社内の生産性が高まり、結果としてコスト削減につながります。

【具体例】コスト(人件費)は約3分の1削減

例えば、給与30万円の派遣社員を10名雇った場合、月300万円の人件費がかかります。

しかし、RPAを導入することで、過去10名必要だった業務を3名でできるようになったとしましょう。

そうなると、30万円×3で人件費は90万円となり、この時点で人件費は70%のコストカットです。

コスト削減となるのはそれだけではありません。人間を雇う場合、給与以外にも様々な諸費用がかかります。

しかしRPAは、水も飲まなければ、休憩も必要ありません。それらの諸費用は、一切不要です。RPAには、気持ちよく働ける環境は必要ありません。

RPAを導入するならBizRobo! がおすすめ!ルーチンワークを自動化できる

RPAツールの導入を検討しているなら、『BizRobo!』がおすすめです。

無料トライアル期間もついているため、本格導入前の確認もしっかりでき安心してRPAツールを導入できます。

本章では、以下の順番で解説していきます。

BizRobo! の魅力①:社内のルーチンワークから解放される
BizRobo! の魅力②:独自の機能で自動化の幅が広がる
BizRobo! の魅力③:インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心
BizRobo! の魅力④:サポートコンテンツが充実している
BizRobo! の魅力⑤:1ヶ月の無料トライアルで試せる
BizRobo! の利用プラン

早速みていきましょう!

BizRobo! の魅力①:社内のルーチンワークから解放される

BizRobo!』の魅力1つ目は、社内のルーチンワークから解放されることです。

BizRobo!』は、RPA(Robotic Process Automation)をコア技術として、私たちが日々行っているパソコン上での一連の作業を効率化してくれる
ソフトウェアのロボットです。

業務の多くはルーチンワークの組み合わせであり、『BizRobo!』を活用することでいろいろな作業をロボットに置き換えていくことが可能となります。

BizRobo!』を導入するとソフトウェアロボットが圧倒的なスピードで作業するうえ、人が起こしがちな抜け漏れなどの人的ミスもありません。

操作画面は目で見て分かるワークフローで表示されるため、業務への理解がある現場でも開発から運用までを担うことができます。

BizRobo! の魅力②:独自の機能で自動化の幅が広がる

BizRobo!』の魅力2つ目は、独自の機能で自動化の幅が広がることです。

他のRPAツールではエラーが起きたりする不安定なプロセスも『BizRobo!』なら、機械学習機能を用いて安定して稼働します。

また、ローコード開発で視覚的にロボットの開発ができるのも特徴で、プログラミングの技術がなくても『BizRobo!』ではステップをつなげていくことで業務の自動化をできます。複雑なコードを書く必要もありません。

加えて「バックグラウンド実行」と呼ばれる効率性能が高いロボットの実行方法を採用しています。

BizRobo! では、「バックグラウンド実行」と呼ばれる効率性能が高いロボットの実行方法を採用しています。バックグラウンド実行とは、日常業務で私たちが使っているPCの裏側でロボットに働いてもらうことで、RPA業界で唯一の技術です。

バックグラウンド実行とは、日常業務で私たちが使っているPCの裏側でロボットに働いてもらうことで、RPA業界で唯一の技術です。

さらに「Kapplet(カプレット)」と呼ばれる手軽にロボットを実行できる一般ユーザー向けWebアプリ(ロボット実行アプリ)を展開しており、場所や時間を選ばず、ロボットに働いてもらうことができます。

「Kapplet(カプレット)」と呼ばれる手軽にロボットを実行できる一般ユーザー向けWebアプリ(ロボット実行アプリ)を展開しており、場所や時間を選ばず、ロボットに働いてもらうことができます。

BizRobo! の魅力③:インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心

BizRobo!』の魅力3つ目は、インストール数に制限がなくライセンスコストが一律で安心できる点です。

BizRobo! の開発環境は、インストール数に制限がなく、開発者が増えるたびにライセンスコストが増加する心配が不要です。

BizRobo!』の開発環境はインストール数に制限がなく、開発者が増えるたびにライセンスコストが増加する心配は要りません

他のRPAツールでは、ロボットを作ることはできたものの、それに伴い追加PCやライセンスが必要となり想定していた費用対効果が出せないということが起きがちですが、『BizRobo!』なら追加コスト不要で全社員に開発環境を提供することも可能です。

つまりロボットが増えるほど費用対効果が出る料金体系であり、ロボットを作るほどコストメリットを感じることができます。

BizRobo! の魅力④:サポートコンテンツが充実している

BizRobo!』の魅力4つ目は、サポートコンテンツが充実していることです。

タイムリーな困りごとを解決するチャットサポートをはじめ、開発者の不安や疑問を取り除く複数のサポートが用意されています。

活用定着支援をはじめ、利用者の悩みに迅速に対応できる専任体制を構築しています。さらに開発・運用フェーズに応じたコンテンツ学習をしておくと、つまずきポイントを事前に回避することも可能です。

またSNS形式のオンラインコミュニティやイベントでは日々あらゆるノウハウがシェアされ、活発なユーザー同士の交流が行われています。

ユーザーであればどなたでも参加可能ですので、導入の際はぜひ参加してみてください。

BizRobo! の魅力⑤:1ヶ月の無料トライアルで試せる

BizRobo!』の魅力5つ目は、1ヶ月の無料トライアルで事前に試せることです。

BizRobo!』は本格導入前に1ヶ月無料でトライアル利用ができ、充実した技術サポートやラーニングコンテンツを含めて無料で利用できます

自社の業務に合うのか、費用対効果が見合うかどうかなど、30日間しっかりと検討してから利用開始できるため安心です。

BizRobo! の利用プラン

BizRobo!』では、以下3種類の利用プランが用意されています。

BizRobo! mini|まずは小さく始めてみたい方に
BizRobo! Lite|組織での利用を検討中の方に
BizRobo! Basic|組織拡大を目指す方に

自社のニーズに合いそうなところから、ぜひご覧ください。

【BizRobo! mini|まずは小さく始めてみたい方に】

BizRobo! mini

BizRobo! mini」は、まず小さく始めてみたい方におすすめのプランです。

RPA導入初期につまずきやすいお悩みに対して考えぬいた製品であり、初めてのRPA導入でも無理なくスタートできます。

一般的に別売りされていることが多い自動実行(スケジュール)機能が標準搭載されており、夜間や休日などの営業時間外でもロボットを自動で動かすことが可能です。

また、稼働したロボットの履歴を見られるのも特徴の一つです。「BizRobo! mini」ではスケジュール実行の記録を取れるので安全に運用できます。

スモールスタートから始めて自由に拡張でき、RPAを段階的に社内に浸透させたいと考えている方にも有益なRPAツールです。

【BizRobo! Lite|組織での利用を検討中の方に】

BizRobo! Lite

BizRobo! Lite」は、組織での利用を検討中の方におすすめするプランです。

スタートしやすい料金設定で、デスクトップ利用からサーバ利用までAll-in-Oneで提供しています。同時実行数に応じた課金体系であることから、スモールスタートが可能で後から実行数を追加できるため安心です。

サーバ上で管理は出来るてもロボット実行はPC上のみになりがちな他社RPAツールと比較して、「BizRobo! Lite」ではサーバ上のみで管理や実行までが完結可能です。

希望する同時稼働ロボット数やロボット開発ツール数に応じて2つの料金プランが用意されており、実効性の高い料金体系を選びやすいのもメリットでしょう。

【BizRobo! Basic|組織拡大を目指す方に】

BizRobo! Basic

BizRobo! Basic」は、RPAを活かして組織拡大を目指す方向けのRPAツールです。

「費用対効果が出やすい」「管理しやすい」「開発しやすい」の3点を満たすことから使いやすさに定評があり、ノンITでもロボットを開発することができるため、業務を知っている現場担当者自身が自動化に向けた仕組み作りを構築できます

トライアルから導入後の推進まで、各フェーズでRPAプロジェクトを拡大する際に陥りがちな困りごとを徹底的にサポートしてもらえるのも特徴です。

トライアル時はチャットサポート・導入後はオンボードミーティングなどによる伴走支援など、RPA運営チームの設置と合わせて現場を支援する仕組みが整えられています。

RPAの導入企業事例

ここでは、『BizRobo!』の導入事例とユーザーの声を紹介します。

導入事例①:社員自らが使いこなせる業務効率化手法としてBizRobo! を導入
導入事例②:リモート対応が急務となりDXを本格化。BizRobo! によって可視化した作業時間の最大98%を削減
導入事例③:BizRobo!×AI-OCRでレジ利用状況の集計や請求書処理などを社内開発で効率化

それぞれみていきましょう。

導入事例①:社員自らが使いこなせる業務効率化手法としてBizRobo!を導入

無添加化粧品などの製造販売を手がける株式会社ファンケルは、社員が自ら使いこなせる業務効率化手法として「BizRobo! Basic」を導入しました。

BizRobo!パートナーの支援を得て、各導入部署が主体となって進めてきた社内開発により、年間およそ6,700時間相当の人的リソースを創出しています。

「BizRobo!」は商品の製造およびEC・直営店での販売など、事業全般に関わる幅広い部門に導入されました。

処理時間の短縮・作業負荷の軽減・人ならではの判断が求められる業務へのシフトといった成果をそろって達成しています。

社員自らが使いこなせる業務効率化手法としてBizRobo!を導入

導入事例②:リモート対応が急務となりDXを本格化。BizRobo! によって可視化した作業時間の最大98%を削減

福岡市にある社会福祉法人恩賜財団済生会 福岡県済生会福岡総合病院は、DX戦略の一環として院内事務の可視化が進展したタイミングで「BizRobo! mini」を採用しました。

「BizRobo! mini」導入に至った経緯のひとつとして、医療界での導入実績が豊富な点を評価したそうです。

外部委託することなく、自前で運用完結を行う方針の同院では、事務各部門の代表者を通じてRPA化の対象業務を選定後、所属するシステムエンジニアの手でソフトウェアロボットを開発しました。

RPAツール導入前は半日を要していた手作業がわずか5分で完了するようになるなど、劇的な業務改善を達成しています。

リモート対応が急務となりDXを本格化。BizRobo! によって可視化した作業時間の最大98%を削減

導入事例③:BizRobo!×AI-OCRでレジ利用状況の集計や請求書処理などを社内開発で効率化

スーパーマーケットなどを展開するマックスバリュ西日本株式会社は、従業員が自ら使いこなせる生産性向上の手段として「BizRobo!」を導入しました。

非IT部門の出身であるシステム運営部部長が自ら試験的に開発に取り組み、操作性や機能・有用性を確かめ、ロボットの開発はBizRobo!パートナーと共に進めました。

さらに若手社員を責任者に任命し、ロボットの社内開発体制を確立しています。

文字認識技術(AI-OCR)ツール「BizRobo! OCR with AI inside」を併用したデータ登録の効率化や、会計時のセルフスキャンシステム利用状況の集計などにロボットを活用し、導入後1年あまりで年4,000時間相当の創出に成功しました。

BizRobo!×AI-OCRでレジ利用状況の集計や請求書処理などを社内開発で効率化

まとめ|RPAツールを比較して自社に最適なものを!BizRobo! なら無料トライアルで試せる

RPAツールを比較した際の種類における違いや、比較した結果おすすめするRPAツールを種類別に紹介比較ポイントや導入するメリットを解説しました。

RPAツールは「サーバー型/クライアント型」「クラウド型」「デスクトップ型」の3種類が存在します。

これらはデジタルレイバーと呼ばれるRPAツール内のロボットが働く場所の違いで分けられ、活用方法や予算によって選ぶべきRPAツールは異なります。

一般的に対応する業務規模が大きくなるほど、価格も高くなるため、RPAツールの価格と自動化によって得られる効果を比べて、費用対効果が高いポイントで決定するのが賢い選択でしょう。

またRPAツールを選ぶ際は、費用面やカスタマイズの必要有無・運用・サポート体制・無料トライアル期間の有無など、複数の角度から検討する必要があります。

BizRobo!』なら、他社にはない独自機能一律で安心のライセンスコスト・1ヶ月の無料トライアルなど、本格導入前に自社の業務との親和性や費用対効果が見合うかをしっかり確認することが可能です。

まずは資料ダウンロードを行い、無料トライアルの導入をぜひ検討してみてください。

RPAツール比較に関するよくある質問

最後に、RPAツール比較に関するよくある質問を紹介します。

疑問点があれば、ぜひチェックしてみてください。

Q1.RPAツールの種類は?

RPAツールの種類は、以下の3つに分けられます。

 

・サーバー型(クライアント型)RPAツール
・クラウド型RPAツール
・デスクトップ型RPAツール

サーバー型RPAツールは、社内を横断した一括管理や、大規模展開に向いています。自社内のサーバー上にRPAを構築するため、大量のデータ取扱が可能です。社内の横展開や自社向けのカスタマイズを行いたい企業に有用なタイプと言えます。

クラウド型RPAツールは、導入コストを抑えやすい点が大きな特徴です。

自社内にサーバーを設置するサーバー型RPAツールに対して、クラウド型は自社でのサーバー設置が不要であるため、初期導入費用を抑えられます。インターネット環境さえあればスムーズに導入可能です。

デスクトップ型RPAツールは、初めての方にも最適な、3種類でもっとも導入しやすいRPAツールです。

各PC上で働き、PCごとの作業を自動化するデスクトップ型RPAツールは、社員数が少ない小規模企業やスタートアップでも導入しやすいという特徴があります。このため個人や小規模で導入しやすく、かつ比較的安価に導入することが可能です。

このようにRPAツールの種類にはそれぞれ特徴があるため、自社がRPAツールを導入する目的や費用感と合わせて最適なRPAツールを選択することが大切です。

Q2.RPAツールのおすすめは?

各種類のRPAツールのおすすめから、サービス内容と費用対効果を総合して検討した結果、本記事でもっともおすすめするRPAツールは『BizRobo!』です。

 

『BizRobo!』を活用するとロボットやユーザーを一元管理でき、統制のとれたプロジェクト進行が可能となります。また、他のRPAツールではエラーが起きがちな不安定なプロセスも、『BizRobo!』なら機械学習機能を用いて安定稼働するのが特徴です。

ロボットの開発環境はインストール数に制限がないため、開発者が追加されるたびにライセンス費用が増加する心配もいりません

BizRobo!』は、このような他社にはない独自機能一律で安心のライセンスコスト・1ヶ月の無料トライアルなどが充実しており、本格導入前に自社の業務との親和性や費用対効果が見合うかをしっかり確認することが可能です。

料金プランも3種類用意されていることから、その内容を比較したうえで自社に最適なRPAツールを選択できるでしょう。

まずは資料ダウンロードを行い、無料トライアルをぜひ導入してみてください。

Q3.RPAツールとは?

RPAツールとは、「パソコン上の操作や社内の事務作業を自動化する」ツールのことで、具体的には、以下のような特性を持ちます。

 

【RPAツール】
・特徴:パソコン上の操作や事務作業を自動化する
・判断の可否:できない
・活用されている場面:ルールが決まっている社内の単純作業を自動化したい場面など
・ポイント:パソコン上の操作のほとんど全て自動化が可能

AIやExcelマクロ・bot と混同されがちですが、これらはRPAツールと組み合わせて活用されることも多くあります。

Excel上できる範囲内でツールを実行するマクロに対して、bot はソフトウェアやTwitter・Facebookなどアプリケーションの補助プログラムとして、Webサイトでよく見かけるチャットbotなどで活用されているのが特徴です。

一方のAIは人間の脳と同じような働きができることから、RPAツールとは異なり判断が必要な業務にも対応できます。

また、RPAツールはロボットに命令する際の方法が異なります。

具体的には「構造認識」「画像認識」「座標指定」の3つに分かれており、おすすめは「構造認識」です。構造認識は、PC画面上の見た目に依存しないため正確性が高く、導入後も運用しやすくなっています。

なおRPAツールの費用については、RPA化によってどの業務を自動化したいのか、何年運用し、社内でRPA化を拡張する予定はあるのかなど、RPAツール導入によるトータルコストを計算し、自社の目的や予算に適うサービスを選択しましょう。

一般的にサーバー型がもっとも高価ですが、その分カスタマイズ性が高く自社に最適な形でRPAツールを導入しやすいというメリットがあります。

Q4.RPAツールを比較するポイントは?

RPAツールを比較するポイントは、以下の5点です。

 

・RPAツールのタイプ・費用が自社に合っているか
・自社向けのカスタマイズが必要か
・長期的に運用するうえでの問題がないか
・サポート体制が整っているか
・無料トライアル期間があるかどうか

RPAツールにはサーバー型(クライアント型)/クラウド型/デスクトップ型という3種類が存在します。

将来的に大規模展開を検討している場合は「サーバー型/クライアント型」、RPAツールをまず使ってみたい場合は導入コストが低い「デスクトップ型」というように、自社で活用方法や予算と合わせて検討しましょう。

また、RPAツールの種類に加えて「誰がどのように使うのか」にも意識を向ける必要があります。

情報システム部門が主導するなら「エンジニア向けRPA」現場部門が主導するなら「現場型RPA」を選ぶのがおすすめです。

自社向けのカスタマイズが必要か長期的に運用するうえで問題がないかの観点も欠かせません。特にRPAツールの運用では定期的なメンテナンスが欠かせないため、運用時に専門知識や技術が必要かどうかと合わせて具体的イメージを掴んでおきましょう。

初めて導入する場合は特に、サポート体制についても確認しておきましょう。

最後に、無料トライアル期間が設けられているかどうかも、RPAツールを比較するうえで外せません。トライアル期間を利用して、自社との親和性が高いRPAツールかをぜひチェックしてみてください。

RPAツールは種類や費用感などサービスによって違いが大きいため、ポイントを押さえ自社に最適なツールを選びましょう。

Q5.RPAツールを比較して導入するメリットは?

RPAツールを比較して導入するメリットは、以下の4点です。

 

・ヒューマンエラーがなくなり業務品質が向上する
・業務全体がスピードアップする
・人員不足解消と人的リソースの最適化が同時に実現する
・業務効率化・コスト削減につながる

ヒューマンエラーがなくなり業務品質が向上する点、業務全体がスピードアップする点は、RPAツールを比較して導入する大きなメリットです。

シナリオを正しく定義しておけば、ミスがない状態で継続的に業務が遂行するため、業務品質は大きく向上するでしょう。

また、RPAツールの設定や環境によっては営業時間外の稼働も可能です。大量のデータを高速かつ休みなく処理することも実現するため、業務全体がスピードアップします。

加えて、RPAツールを導入し定型業務を自動化すると、人員不足解消と人的リソースの最適化にもつながります。浮いた人的リソースを売上に直結するコア業務などに割くことができるからです。

これらを総合した結果として業務効率化が実現し、さらに浮いた人員がアイデアを出す仕事や社内外のコミュニケーションが求められる仕事など、RPAが対応できない業務に注力することで社内の生産性が高まります。結果として全社的なコスト削減に寄与するのです。