BizRobo! ブログRPAの開発や運用に役立つ情報を配信
2017年のRPAブームから数年がたち、今ではさまざまな企業のオフィスでRPAが活用されています。そのような中で、近年ではRPAツールをどう比較検討し、導入するかやユーザーの口コミなどを調査し導入する企業も出てきています。
そこで本ブログ記事では、RPAツールの比較サイトIT Reviewの口コミなどの意見を参考に、RPAツールの比較ポイントをご紹介していきます。IT Reviewでの評価をまとめたRPAツール比較のホワイトペーパーも提供しているので、以下資料をダウンロードして頂いて今後のRPAツール選定に活用して頂ければ幸いです。
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RPAツールとは
RPAツールとは、バックオフィス業務に関わる担当者や情報システムの担当者といった、いわゆるホワイトカラーが手作業でおこなっている、定型業務を、デジタルレイバー ( =ソフトウェアロボット)を使って自動化するためのツールのことをさします。
ルーチーン業務と言われる定型業務を長時間ミスなく迅速に処理ができるため、人件費の大幅な削減や余った時間をより付加価値の高い業務に費やすことで業務の効率化・付加価値の創出が可能となります。
RPAツールは、PCやサーバー上で事前に作成した特定のシナリオにそって動作するロボットを利用します。そのため、定型業務の代行に向いています。また、PC画面上で操作ができ、ルールに沿って処理が可能な業務であれば、ある程度学ぶことで利用ができるため、業務自動化の手段として幅広く利用されています。
RPAツールのタイプを比較
RPAツールの大まかな種類として、「サーバ型RPA」と「クライアント型RPA」の2つに大別することができます。それぞれの特徴として「サーバー型」のRPAツールはバックグランドで処理を実行するため、業務を横断的に管理して、作業を自動化することに長けており、大規模な組織の大量のデータを素早く処理することに最適なツールです。
一方で、サーバ型RPAの中でもバックグランド実行ができないRPAツールもあり、処理スピードや安定性に問題がある場合も出てくるため慎重に選ぶ必要があるでしょう。当社のBizRobo! Basicはバックグラウンド実行が可能なので、処理スピードも早く、安定稼働が実現可能なRPAツールとなります。
「クライアント型RPA」はデスクトップ型RPAやRDA(Robotic Desktop Automation)とも呼ばれており、クライアントPCにインストールして開発や実行をそれぞれの端末でおこないます。そのため、現場担当者レベルでシンプルな開発・管理ができ、個別のパソコンで柔軟に複数のシステムを連携させることが可能です。
また、導入にかかるコストもサーバ型RPAと比べると手頃な費用のため、小規模にはじめるには向いているでしょう。しかし、後々のスケール(社内展開)を考慮せずに導入してしまうと、小規模な利用で止まってしまう可能性もあるため、クライアント型RPAを導入する際はサーバ型RPAへの移行が可能なのか、も含めて検討しておくと良いでしょう。
BizRobo! (RPAテクノロジーズ株式会社)が提供しているRPAのように幅広く対応している企業も増えてきているので、無料トライアルで利用してみたり、製品を提供している企業に相談してみるのも良いでしょう。
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RPAツール比較の5つのポイント
日本国内のRPA市場は、幻滅期を過ぎ普及期に入っていくとみられており、RPA市場規模は年々拡大しているといわれています。多くのRPAツールが乱立するなかで、自社にとって本当に最適なRPAツールを選び出すことは簡単ではありません。
企業によっては、安価なRPAツールを一度導入したが使いこなせなかったという話も少なくありません。大手企業と比べて大量の定型業務が発生するわけではない中小企業は、現状の課題を明確にし、どうデジタルレイバーと付き合っていくかを検討する必要があります。
ここからは、RPAツール比較にあたって押さえておくべき5つのポイントをご紹介します。
01. RPAツールの導入実績と導入のしやすさ
RPAツールを利用するにあたり、まず始めのステップとして確認しておかないと行けないのが、対象のRPAツール導入実績と導入の難易度です。PCにRPAツールをインストールする場合、対象となるPCのスペックや導入後すぐに利用開始できるのか等を事前に調査しておきましょう。
いざ導入となった際に、予想以上に時間がかかってしまい、RPAツールの導入・活用計画をまた組み直さないと行けない状態になるのは避けたいものです。「導入検討しているRPAツールの導入のしやすさは実際にどうなのか」を事前にしっかり調べておきましょう。
02. ロボット管理がしやすいか
「野良ロボット」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
RPAツールで作成したロボットを管理せずに放置してしまうと、最終的にどのロボットが何の役割で稼働しているのか、稼働していないのか、などが不明となり社内でのロボット統制が取れなくなっているロボットのことをさします。
これは人間と同じく、ロボットも管理メインテナンスをおこなうことで正しい環境で、正しく稼働しロボットの役割を果たしてくれます。もし、人間も管理されずに放置されていれば会社組織は統制が取れなくなってしまいます。中長期的に利用を計画しているのであれば、ロボットを管理する機能が充分に備わっているかを必ず確認しておきましょう。
03. 複数のロボット制御が可能か
基本的にRPAはロボット稼働数が増加(スケール)することにより、RPAによる効果・効能は比例して大きくなっていきます。そのため、なるべく多くの定型業務をロボットに代替させ、多くのロボットを管理運用する企業は多く存在します。しかし、複数のロボットを作成後、機能が充分に備わっていないため制御できないケースも出てきています。
たとえば、「各ロボの監視機能が充分に備わっているか」や「各ロボに変更・実行できるユーザーの権限管理機能は充分か」などの確認をする必要があります。BizRobo!の場合だと、「バックグラウンド実行機能」が備わっているため、安定して複数の処理をおこなうことにとても長けており、ユーザーの口こみでも高い評価を得ています。
04. ログ管理機能は充分に備わっているか
さまざまなITツールやサービスを導入する上で、重要な側面がセキュリティ面での機能です。特に近年リモートワークなどが進む中で、組織として「いつ」「誰が」「何を」したのかを把握する必要があります。
そこで重要になるのが「監査ログ」です。RPAツールを利用し、ロボットを作成・実行する中で「誰が、いつ、ロボットを実行したのか?」や「ロボットの実行時間」、「エラー数」「エラー内容」などを管理者の側面から確認する必要があります。これらの機能が充分であることやどのような流れでログ取得・設定ができるのか等を確認しておくと良いでしょう。
05. スケジューリング機能
事前に決められた日程でロボットが稼働できるよう設定できる機能をスケジューリング機能といい、あらかじめ計画された日程に沿って人を介さずロボットが実行することが可能となります。スケジューリング機能は、効率的にロボットを起動するために必要不可欠な機能でしょう。これらの機能が備わっているのかや機能面で問題がないか、などもRPAツールを比較するにあたり、重要なポイントとなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はRPAツール導入するにあたり、必要な比較観点をご紹介しました。当社RPAテクノロジーズのBizRobo!は、今回ご紹介した側面でユーザーの口コミで他社製品と比べ高く評価を頂いております。比較資料は以下で資料ダウンロード可能となっておりますので、ぜひ今後の検討材料として利用して頂けると幸いです。
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