電子カルテの情報が更新されているか確認する業務
選定理由
・毎日合計700名以上の患者の情報を確認する必要があり、業務時間を阻害していた
・700名以上の情報を確認していても、情報が更新されているのは10分の1程度なため、確認の大部分が無駄になっていた
・複数部署で同じ患者の情報を確認していることがあり、二度手間になっていた
1. 担当者は電子カルテを開く
2. 全ての患者情報を確認(700名分の情報を別ウインドウで開く)
3. 情報が更新されていれば、その内容を確認し、書かれている情報に応じて処置
2. 全ての患者情報を確認(700名分の情報を別ウインドウで開く)
3. 情報が更新されていれば、その内容を確認し、書かれている情報に応じて処置
1. ロボットは電子カルテを開く
2. 電子カルテの日付情報だけを確認し、当日の更新の有無を判断
3. 更新があった患者のリストを作成し、担当者に通知
2. 電子カルテの日付情報だけを確認し、当日の更新の有無を判断
3. 更新があった患者のリストを作成し、担当者に通知
効果
・電子カルテの情報を更新する回数が約10分の1程度となり、別の業務に充てる時間が増えた
・ムダな作業をしている、という感覚が消え、担当者がストレスから解放された
・複数担当者が同じ情報を確認することがなくなり、業務フローの改革にも成功
患者の在院日数の適正化を図る業務
退院サマリ達成率を監視する業務
選定理由
・診療禄管理体制加算Iでは、退院翌日から14日以内に90%、30日以内に100%の退院サマリ作成が求められる。
・締め切りが決定しているため、担当者が時間に追われており、働き方に余裕がなかった
・退院サマリの作成状況を確認するために全員分の患者情報を逐一確認する必要があった
1. 担当者は診療情報を確認し、退院サマリを1つ1つ検索
2. 退院サマリ未入力の箇所を特定し、担当医と看護師にメールで通知
3. 医師は退院未入力箇所を確認し、退院サマリを記載
2. 退院サマリ未入力の箇所を特定し、担当医と看護師にメールで通知
3. 医師は退院未入力箇所を確認し、退院サマリを記載
1. ロボットは退院サマリ未入力カルテを検索
2. 退院サマリの未入力箇所を特定し、担当医、看護師にメールで通知
3. 医師は退院サマリを記載。看護師は看護サマリを記載
2. 退院サマリの未入力箇所を特定し、担当医、看護師にメールで通知
3. 医師は退院サマリを記載。看護師は看護サマリを記載
効果
・診療禄管理体制加算Iの要件を満たすことで、入院単価増を図るとともに、一定の診療報酬額を確実に受けることが可能となった
・ロボットは休みなく通知を正確に送るため、かつ担当医師の対応スピードを各段に向上