複数の求人媒体に求人情報を掲載する業務
選定理由
・採用管理システム(ATS)の運用代行事業を行っており、当業務にかかる人的工数が増加していた
・採用は繁閑差が大きいため、繁忙期には人が足りず、閑散期には人が余るといった状況が発生していた
・クライアントによって求人情報を更新する頻度が高く、その都度の対応が求められていた
2. 担当者はATSのクライアント管理画面に遷移し、求人情報を登録
3. 登録した求人情報を媒体ごとにフォーマットを変更し、登録
4. 求人媒体ごとの応募数やコンバージョン率を測定し、クライアントに報告
2. ロボットはATSのクライアント管理画面に遷移し、求人情報を登録
3. 登録した求人情報を媒体ごとにフォーマットを変更し、登録
4. 求人媒体ごとの応募数やコンバージョン率を測定し、クライアントに報告
効果
・求人情報の掲載だけでなく、応募情報管理・選考プロセス管理・内定者情報管理などATSの他機能にもBizRobo!を水平展開
・繁忙期、閑散期によって稼働するロボット数を調整し、派遣などの人件費を削減
・1企業あたりの処理時間が30分から5分以内となり、最新情報を掲載するまでのスピードが向上
月次評価対象者を人事管理システムから抽出し、目標シートを作成する業務
選定理由
・正社員以外にも数十社から出向や外部協力会社を受け入れており、処理量やパターンが非常に多かった
・処理完了までに1営業日程度かかり、毎月実施する必要があるため、人事担当者の負担が大きかった
・目標シート作成対象者のリストに漏れが発生すると、正しく人事評価が行えないためミスが許されなかった
2. 人事管理システムにアクセスし、対象者のファイルをCSVで出力
3. ファイルから必要情報を目標シートのテンプレートに転記
4. 各対象者の上長にメールにて送付
5. 各担当者が目標シートを作成
2. ロボットは人事管理システムにアクセスし、対象者のファイルをCSVで出力
3. 出力したファイルから必要情報を目標シートのテンプレートに転記
4. 各対象者の上長にメールにて送付
5. 各担当者が目標シートを作成
効果
・目標シート作成の漏れがなくなり、人事担当者の負担が減少
・目標の設定やフィードックといった本来実施すべき業務をタイムリーに実施することが可能になった
在留資格データを抽出し、作成を実施する業務
選定理由
・在留資格チェック対象である外国籍の社員が多数在籍しており、人事担当者の業務負担が大きかった
・在留資格を有していない社員が所属していると指導を受けるため、リスク管理の点からも重要な業務だった
・在留資格を有していない社員は帰国する必要があるため、ミスがあると業務への影響が大きい
2. 就労ビザ資格、在留資格の2つのCSVをダウンロード
3. CSVファイルを確認し、一定期間内に更新が必要な社員を確認
4. 更新が必要な社員に通知を送付
2. 就労ビザ資格、在留資格の2つのCSVをダウンロード
3. CSVファイルを確認し、一定期間内に更新が必要な社員を確認
4. 更新が必要な社員に通知を送付
効果
・2種類の異なるデータの参照の際にミスが生じていたが、ロボットによりチェック漏れがなくなった
・ロボットが勝手に月次で処理を行うため、担当者負担がゼロとなった
福利厚生の利用者を確認する業務
選定理由
・複数の福利厚生メニューを従業員向けに提供しているが、活用されているかの確認ができておらず、従業員の満足度を測りかねていた
・コスト削減を経営から求められていたが、福利厚生にかけている固定コストの評価が正しく行えていなかった
2. CSVファイルをエクセルに転記し、エクセル関数で利用者を集計
3. エクセルで利活用度、従業員1人あたりの福利厚生コストを算出
4. 集計結果を経営陣に報告
2. CSVファイルをエクセルに転記・集計
3. 利活用度と福利厚生コストを算出
4. 担当者は集計結果を経営陣に報告
効果
・1回あたりの作業時間は少なく(30分)、作業が面倒で実施していない部分があったが、もれなく実施することができた
・福利厚生と充実と従業員満足度の向上を可視化し、より良い福利厚生の提供が可能になった
リスティング広告の予算と残高を確認する業務
選定理由
・広告がクリックされた回数によって広告費用が日次で変化するため、残高の予測がしづらい
・残高が少なくなると即時に対応する必要があるため、毎日チェックする必要がある
2. 前日の実績を確認し、予算進捗管理ファイル(Excel)に入力
3. 残高が少ない場合、予算の追加について検討
2. 前日の実績を抽出し、予算進捗管理ファイル(Excel)に転記
3. 関係者に予算の進捗状況をメールで送付
4. 残高が一定値以下の場合、ロボットは関係者にアラートを送信
効果
・広告サイトを毎日チェックすることなく、予算の進捗を関係者全員で共有できるようになった
・予算が少ない場合のみ対応すればよく、月20時間の余剰時間を創出
自社のWebサイトへの掲載希望企業からの問い合わせをまとめる業務
選定理由
・自社のWebサイトに案件や広告の掲載を希望する企業からの、問い合わせをリスト化する必要があった
・新規事業のため現時点の問い合わせ数は少ないが、今後問い合わせ数が飛躍的に増加する場合に備えて、処理速度が圧倒的に早いロボットに代行させたい
2. 担当者は「自社のWebサイトに情報の掲載を希望する企業」からの問い合わせかどうか確認
3. 該当する場合、担当者は問い合わせリスト(Excel)にデータを転記
2. ロボットは「自社のWebサイトに情報の掲載を希望する企業」からの問い合わせかどうか確認。
3. 該当する場合、ロボットは問い合わせリスト(Excel)にデータを転記
効果
・1件あたり5分かかる作業をロボットが完全代行
・今後問い合わせが飛躍的に増加した場合の対応オペレーションも構築
セミナー参加者の情報を顧客情報システムに登録・更新する業務
選定理由
・6000人規模の自社イベントの参加者情報を顧客管理システムに転記・更新する業務
・顧客情報の登録に1件当たり5分かかっており、合計500時間以上かかっていた
・スタッフ30名で毎日夜10時頃まで残業する必要があり、精神的・肉体的な負担が大きい
2. 担当者はWeb申込者の顧客情報を顧客管理システムに登録
3. セミナー終了後、担当者はセミナー参加者の顧客情報を顧客管理システムに登録
2. ロボットはWeb申込者の顧客情報を顧客管理システムに登録
3. セミナー終了後、ロボットはセミナー参加者の顧客情報を顧客管理システムに登録
効果
・従来は複数人が一斉に作業することで顧客管理システムの動作が遅くなることもあったが、現在はロボットが夜間に全ての作業を実行
・残業がほとんどなくなり、焦りからくるミスも減少
労働時間をモニタリングする業務
選定理由
・残業時間削減のためのモニタリングを月末までに実施する必要があった
・勤怠システム単体では月末の残業時間着地見込みの算出ができず、チェックが煩雑
・人事が個別に要注意な従業員をチェックしているが、全員分の実施は工数的に不可能
2. 基準を超過する見込みのある社員をリストアップ
3. 対象社員にメールでリマインド
2. 勤怠システムから勤怠データを取得し、残業チェックシートを更新
3. 残業時間着地見込みをリストに更新
4. 基準超過者にリマインドメールを送付
効果
・人事担当者が手動でやっていた際は、百数十人の従業員しかチェックできていなかったが、全社員を対象に労働時間のモニタリングが可能となった
・月200時間の余剰時間を創出した
勤怠入力をリマインドする業務
選定理由
・オフィスに出社する社員はビル入館時に勤怠情報がシステムに自動入力されるが、直行・直帰の多い社員は直接入力する必要があり、適時に勤怠時間が入力されないケースが多発
・本来タイムリーに入力しなければならず、入力を促すリマインドを行っていたが、対象が数百名と多く、人事担当者が不満を抱えながら作業をしていた
2. 担当者は対象者リスト(社員番号、氏名、アドレス、未入力日数)を作成
3. 対象者にメールでリマインド
2. ロボットはリストをもとに情報を抽出
3. 対象者にメールでリマインド
効果
・リマインドメールによって適時に勤怠入力を行う社員が増加
・4名で行っていた業務が短時間で毎日できるようになった
・月間116時間の余剰時間を創出し、惰性で行っていた業務から人事担当者を解放
新入社員の入社手続きに関わる情シスの業務
選定理由
・各システムのアカウント発行・ユーザー登録・権限設定など、複数の業務を社員ごとに個別で行う必要があった
・数百人規模の新入社員がいる場合は、すべての登録終了までに1~2ヶ月かかっている。
2. 情報システム担当はリストの内容をもとに、各種システムのアカウント発行・ユーザー登録・権限設定を行う
※その他、入退室管理システムのID発行、個人メールやグループウェアのユーザー登録、社内ネットワークの設定などをそれぞれ行う
2. 各種登録を全てロボットが行う
効果
・年度初めの新入社員が多い時期に情報システム担当者の負担を軽減し、余剰時間を創出
・会社規模拡大にともなう本業務の増加にも対応し、業務の標準化にも成功
・多くの業務を入社前までに終わらせる必要があったが、その時間的制約から担当者が解放
EDIシステム(電子データ交換システム)の監視業務
選定理由
・システムがダウンするとクライアントに多大な迷惑がかかるため、定期的に確認する必要があったが、担当者がいない夜中は迅速に対応できないこともあった
・監視と報告レポート作成に時間がかかり、業務時間を圧迫していた
2. サーバーの状態(疎通確認など)を検証
3. レポート(OK, NG, 集計情報)を作成し、関係者にメールを送信
2. サーバーの状態(疎通確認など)を検証
3. レポート(OK, NG, 集計情報)を作成し、関係者にメールを送信
効果
・平日の業務時間中のみならず、24時間365日監視できるようになった
・複数の関係者に迅速に連絡がいくため、トラブル時の対応速度が飛躍的に向上
部屋の価格調整の実施およびシステムへの価格反映を行う業務
選定理由
・ホテルの稼働率を高める(=収益最大化)ためにはイールドマネジメントの果たす役割は大きい
・料金を変更するにあたって、各媒体へ情報を反映するオペレーションが非常に煩雑であった。
・複数の料金プランを毎日複数サイトに対して変更する必要があるため、業務担当者への負担が大きい
2. ホテル管理システムを参照し、作業実施時の予約状況を確認
3. 1~2の工程を参考に、部屋の価格調整を実施
4. 調整後の価格を予約システム(自社予約サイト、他旅行サービス)に入力
2. 担当者が作業実施時の予約状況を確認
3. 1~2の工程を参考に、担当者が部屋の価格調整を実施
4. ロボットは調整後の価格を予約システムに入力し、 人は入力完了後、反映結果を確認
効果
・イールドマネジメントは人が実施し、ロボットは負担が大きい各サイトへ価格反映する業務を代行するといった役割分担が可能となった
・システムへの反映業務時間を1日30分~1時間程度を確保できるようになった
案件管理情報を入力する業務
選定理由
・案件管理のための入力作業が10ステップ以上あり、時間がかかっていた
・案件ごとに入金や上司の承認作業があり、非常に煩雑だった
・業務が月末に集中し、担当者の業務時間を非常に圧迫していた
2. 案件情報を基幹システムへ入力し、発注業務を行う
3. 仕入れ業務・売上計上・支払い手続きを行う
4. 上司は承認する
2. ロボットは案件情報を基幹システムへ入力し、発注業務を行う
3. 仕入れ業務・売上計上・支払い手続きを行う
4. 担当者は確認し、上司は承認する
効果
・ロボットが業務の一部を代行することにより、担当者の業務量が5分の1になった
・月末に担当者の業務量が減り、受注獲得など売り上げ増大につながる業務を行えるようになった
中古車オークションを監視し、情報収集する業務
選定理由
・業者用中古車オークションサイトを毎日大量に監視する必要があり、担当者の業務時間を圧迫していた
・売れ筋の中古車を見落としてしまうことが多くあり、売上アップの機会を失っていた
2. 希望の条件を満たす中古車を、複数のオークション会場から捜索
3. 条件に合う中古車を購入し、自社の管理ファイルに情報を保存
2. ロボットは全国の中古車オークションを確認
3. 希望の条件を満たす中古車を、複数のオークション会場から抽出
4. 条件に合う中古車を購入し、自社の管理ファイルに情報を保存
効果
・売れ筋の中古車数百件を漏らさず確保できるようになり、売上が3倍にアップ
・年中無休で、夜寝ている間でも中古車を購入できるようになった
・担当者の業務時間を圧迫せず情報収集を行い、他の業務と並行して業務を進められるようになった
オンラインゲームの不正を監視する業務
選定理由
・一部ユーザーの不正行為・違法取引が社会問題化し、消費者庁からサービス規制を検討されていた
・不正を放置しておくと被害拡大につながるため、常に監視・摘発する必要があった
2. 不正行為となるような書き込みを探索
3. 不正行為となる書き込みに対し、不正ユーザーリストへの追加やアカウント削除などを実行
2. ロボットはオンラインゲーム掲示板の情報をすべて確認
3. 「NGワード」があった場合、担当者にアラートを送付
4. 担当者は書き込み内容を確認し、不正があれば不正ユーザーリストへの追加やアカウント削除など実行
効果
・24時間365日休むことなく、常に不正を監視できるようになった
・不正行為による問題が表面化する前に対応が可能となり、サービスの信用性が向上
・消費者庁によるサービス規制を回避し、安定した市場拡大に寄与
大量のWebサイトからデータを収集し、飲食店舗情報をまとめる業務
業種サービス
担当部署マーケティングソリューション部
選定理由
・データ収集に多くの時間を使用し、肝心のマーケティング活用に労力を割けていなかった
・複数のWebサイト毎にフォーマットが異なるため、システム化する場合は納期とコストの増大が問題となっていた
2. 店舗情報をコピーし、CSVに転記
3. CSVに転記したデータを、自社内のデータベースに登録
※70以上のWebサイトについて行い、手作業では収集データ量に限界があった
2. 店舗情報を抽出し、csvファイルに転記
3. CSVに転記したデータを、自社内のデータベースに登録
効果
・半年で70体のロボットを開発し、全てのWebサイトに対してロボットが情報収集を代行可能となった
・情報収集の時間をマーケティング活動に充てることができ、高品質な提案を顧客に行えるようになった
自社サイトの航空券価格を自動で修正する業務
選定理由
・自社サイトの価格を他社より常に低くするため、リアルタイムで価格を更新する必要があった
・システム化すると納期が長くコストも高いため、BizRobo!を採用
2. 自社サイトの価格と見比べ、他社より高いか安いか確認
3. 自社サイトの方が高い場合、価格を安く変更
※人手ではリアルタイムで全ての商品を確認することは不可能だった
2. 自社サイトの価格と見比べ、他社より高いか安いか確認
3. 自社サイトの方が高い場合、価格を安く変更
4. 担当者に価格変更したことをメールで連絡
効果
・自社サイトでの経由の申込数が2.5倍になり、収益が増大
・他社の動きが把握でき、戦略を分析できるようになった
・システム化する場合と比べて、業務フローが変更しても柔軟に対応できるようになった
自社のWebサービスにおける顧客アカウントを発行する業務
選定理由
・アカウント発行業務は顧客の要望ベースで随時発生し、営業担当に余計な工数がかかっていた
・アカウント発行に管理者権限が必要となり、管理者権限を有する社員が乱立し、困難だった
2. 担当者は申込データを顧客管理アプリに転記
3. 顧客管理アプリに登録後、アカウントが発行され顧客にメールで通知
2. ロボットは申込データを顧客管理アプリに転記
3. 顧客管理アプリに登録すると、アカウントが発行され顧客にメールで通知
効果
・アカウント発行がボタン一つで実行可能となり、営業担当の負担軽減
・管理者数が少なくなり、アカウント発行状況の把握と管理が容易になった
求人サイトへの入稿を行い、案件登録を行う業務
選定理由
・1つの同じ情報を複数の求人情報誌に合わせた仕様に変換するため、かなりの工数がかかっていた
2. 複数の求人サイト(リクナビ派遣、dodaなど)にアクセス
3. それぞれの求人サイトにおいて複数の情報を入力し、登録
※それぞれの求人サイトにおいて、入力する情報は違うフォーマットになっており、このデータを作成する作業が非常に負担となっていた
2. ひとつの案件情報に対して、求人情報サイト毎に複数のロボットが稼働
※例えば「リクナビ派遣に登録するロボット」「dodaに登録するロボット」など
3. それぞれのロボットはそれぞれの求人サイトのフォーマットにあわせて、案件情報を入力する
効果
・この業務単体では月120時間の業務時間削減に成功
・新規人材の採用を抑制し、残業時間も削減でき、付加価値の高い業務に工数を展開可能となった
・エンジニアではないスタッフでもある程度容易に扱えるため、 117体のロボット現場が作成できた
レンタカー予約受付情報を基幹システムに入力する業務
業種サービス
担当部署カスタマーサポートセンター
選定理由
・WEBからの申し込みが約50%であり、ロボットが代行することで大きく業務量を短縮できる見込みがあった
・繁忙期は大幅に人員を増強する必要があった
・本来ならば即時対応が望ましいが、完了処理までの期間を「1~2営業日」以内に設定せざるを得なかった
2. 担当者は自社システムにログインし、予約者情報を基幹システムに手入力
3. 上司に報告し、上司はミスがないか再確認
4. ミスがあった場合は改めて担当者が入力
2. ロボットは自社システムにログインし、予約者情報を基幹システムに入力
3. 担当者に業務終了の報告をメールで送付
効果
・1期あたりのミスが10件から0件となり、ダブルチェック制度も廃止
・1時間当たりの処理件数が10件から80件の8倍と飛躍的に増加
・臨時人員を補強することなく繁忙期に対応することが可能となった